【日時】 2019年7月6日(土)14:00 – 17:00
【場所】 明治大学駿河台キャンパス
リバティ・タワー3F 1031大教室
(〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1)
【定員】 250人
【参加費】 無料 要事前申込
【主催】 明治大学現代中国研究所
【共催】
アムネスティ・インターナショナル日本 中国チーム
【お問い合わせ】
アムネスティ・インターナショナル日本
E-mail:camp@amnesty.or.jp
【お申込み】
以下のアムネスティ日本公式ウェブサイトの申込みフォームよりお申し込みください。
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=5SaxzQuuQq6nIyxZ7h6JjaMxCfI0YWUwpUDHHtT1prLRhX6i/pMyNI5qjVXnRVCv
【開催趣旨】
2009年7月5日の大勢の死者と行方不明者を出したウルムチ事件から、すでに10年が経とうとしています。新疆ウイグル自治区の人権状況は、悪化する一方です。
ここ数年、中国北西部の新疆ウイグル自治区では、テュルク系ムスリム、特にウイグル人が、突然公安警察などによって、教育施設を騙る収容所へ、強制的に収監される事例が大量に報告されています。
強制収容所には、世界的に著名な大学教授、芸術家、スポーツ選手などから農民、商人まで、ありとあらゆるムスリム・ムスリマが収監され、拘束者数は、ゆうに100万人を越えると言われています。劣悪な施設では、思想改造教育や拷問が行われ、死者も膨大な数に膨れあがっていると推察されます。
今回、日本在住ウイグル人が初めて、こうした公の場に実名登壇し、 自身や家族に何が起こったか、生の声をお伝えします。また、強制収容所から奇跡的に生還したウイグル人女性が、インターネット中継の形で参加し、彼女にも現地の情勢を語ってもらい、新疆ウイグル自治区の人権状況を皆で考える場としたいと思います。
【プログラム】
第一部
新疆ウイグル自治区のいま~解説(明治大学商学部准教授:水谷尚子)
在日ウイグル人たちの証言
~日本在住ウイグル人10名が、故郷と家族に起ったことを語る
第二部
強制収容所から奇跡的帰還をしたウイグル人女性 メヒルグル・トゥルスンさんの証言
質疑応答
※ メヒルグル・トゥルスンさんはスカイプ中継で登壇します。
【スピーカープロフィール】
メヒリグル・トゥルスンさん(29歳)
数カ国語を話せる知識人で、以前は商社に勤務していた。エジプト人と国際結婚し、三つ子を授かる。2015年5月、子供を親に見せるため里帰りしようとした際、ウルムチ空港で拘束され、子供とも引き離された。刑務所のち強制収容所に収監され、その間、連れて帰った子供のうちの1人が死亡。本人も心の病を発症するほど過酷な拷問に遭い、同房者の死を目の当たりにする。子供たちがエジプト国籍だったため、エジプト政府の働きかけで奇跡的に収容所から出ることが可能となった。
水谷尚子(みずたに なおこ)
明治大学商学部准教授。専門は現代中国史。明治大学現代中国研究所。著作に『中国を追われたウイグル人
亡命者が語る政治弾圧』(文春
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明治大学現代中国研究所
china@meiji.ac.jp
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~china/
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