【速報】日台黒潮泳断チャレンジ2011 出発!

【速報】日台黒潮泳断チャレンジ2011 出発!

台湾新聞より転載

 2011年9月17日・日台黒潮泳断チャレンジ2011で、鈴木一也氏を筆頭とする泳者6名と伴走のカヌー、そして2隻のスタッフを載せた船が、与那国島のナーマ浜を、午前7時5分に出発した。台風が近く波も高いため、予断は許されない状況だが、与那国の外間守吉町長、そして台北駐日経済文化代表処・沖縄弁事処の粘所長はじめ、ほとんどの島民がこの出発を祝い集まった。

 今回チャレンジするのは、6人の泳者。国体やインターハイなどで多くの受賞歴を持つ強者が多く、特にリーダーで企画者の鈴木一也氏は本土から大島までの60kmを超えるチャレンジを成功させるなどの実積もある。さらに、ライフセービング競技などでも実積があるメンバーも多く、今回のチャレンジも、自然条件の変化なども十分に考慮しながら、多くのスタッフをそろえ、周到な準備を経て行われている。そのため、無謀なチャレンジになるようなことはしない。そのため、今回のチャレンジも、天候の不良などの自然条件の変化などで途中で状況が変わり、無理とわかれば止めることも躊躇しないとのこと。

 また、泳者は全員普段は別の仕事を持つ普通のサラリーマンなので、台湾に到着した後、到着地のセレモニー、そして台北でのセレモニーが終了すると、そのまま日本に戻る予定になっている。つまり、今回のチャレンジの日取りは、泳者が仕事が休みの日を選んで行われている。今回のチャレンジに失敗した場合は、今度は違う日取りを考えることになるが、その場合は、やはり泳者の仕事に差し支えのない日が選ばれるとのこと。

◆泳者は以下:
鈴木一也 多くの水泳、ライフセービングなどで実積を持つ。今回のチャレンジの企画者でもある。
鈴木敦士 消防士。水難救助隊所属。全国消防救助技術大会で三連覇を成し遂げたこともある。
石井健太 オーシャンアスリート。
清水雅也 ライフセービング日本新記録を2つ所持。国際的にも活躍している。
山本春基 同氏や大学水泳部コーチ。自衛隊体育学校出身。
山田浩平 9月の国体で宮城県代表で出場予定。被災地である南相馬出身。


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