「台湾の声」【NEWS】林冠華君の遺志を無駄にするな!
台湾の声ニュース 2015.7.31 22:35
馬英九政権がメンバーを公開せずに行った教育指導要領の変更(“微調”)が、8月1日より実施されるのを前にして、台湾の高校生を中心とする抗議活動が高まっている。
すでに、抗議のため、教育部に侵入した学生と記者が逮捕されるなどしたが、その逮捕された一人である林冠華君(20歳)が誕生日でもある30日に、自決した。
そのため、30日夜から、教育部の敷地に人々が侵入し、抗議を行っている。これに対して、教育部長・呉思華、行政院長、総統は、前向きに対応せず、「微調」関係者らは、自決の責任を民進党になすりつけようとしている。
一方、31日に現場を訪れた、台北市の柯文哲市長は、「過激になりさえしなければ、強制排除を行うことはない」と表明し、また、差し入れなどを行った。
週末を迎え、現場には、社会人も集結し、ひまわり学生運動と同じような盛り上がりを見せている。
民進党では、立法院でこの問題について臨時の会議を行う提案を行ったようだ。