(ハート出版)
松木 國俊
「軍艦島」が徴用による「強制労働」「韓国人労働者虐待」の象徴とされるようになったきっかけは、「軍艦島」が、日本の「産業革命遺産」の一つとしてユネスコの「世界世界文化遺産」に登録されることになったことでした。
「軍艦島」が「世界文化遺産候補」として取り上げられることになると、韓国は組織的な妨害工作を行いました。その一つに「朝鮮人労働者が『軍艦島』で虐待された証拠写真なるものがあります。実は、これは大正14年9月9日付「旭川新聞」に掲載された道路工事現場で働く日本人労働者の写真であることがわかりました。
これほどのウソを根拠に執拗に反対する韓国に対して、日本の外務省はまたしても禍根を残す対応をしてしまいました。韓国の主張を受け入れて、登録時に「forced
to
work」という言葉を世界文化委員会遺産委員会で表明してしまったのです。これはどう見ても「徴用工の強制連行」を認めたと解釈されてしまいます。韓国は自らの立場が認められたと確信して、「強制労働」非難のキャンペーンを進めてきました。
前回のその1で、ご紹介しましたように、『軍艦島』という全くのウソに基づく映画を作り、国内ばかりか、ニューヨークのタイムズスクエアの巨大電光掲示板を使って宣伝するなど世界に広めようとしています。
日本政府は、強制連行を確認する証拠はないと反論していますが、「強制労働」を認めてしまっているので、韓国は居丈高に「強制」「虐待」を主張しているわけです。「何?証拠がない」それなら「これが証拠だ」とばかり、大ウソ満載のプロパガンダ映画を平然と作り、宣伝しているわけです。
第2章では映画にはいかにひどい大ウソが取り上げられているのかの実例が紹介されていきます。
日本語原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/gunkan2.pdf
英訳文:http://www.sdh-fact.com/CL/Gunkanjima1.pdf
令和元年7月26日 「史実を世界に発信する会」
茂木弘道
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