水間政憲 ジャーナリスト
■林建良先生が上梓した『中国ガン 台湾医師の処方箋』は、このまま中国を野放しにすると地球が破壊されることを警告して話題になりましたが、その警告は世界の常識になっていることを如実に表現したSF映画がイタリアで昨年公開されていました。
その映画は、『宇宙人王(ワン)さんとの遭遇』です。
イタリアの民家に侵入した宇宙人は、中国語しか話せないためイタリア人女性ガイヤが通訳として雇われ、宇宙人(イカ男)を尋問する秘密警察の担当者が、繰り返し質問する「何故地球に来たのか」は、「何故イタリアに来たのか」と解釈すると、現在、欧州全域で顰蹙をかっている中国人にあてつけていることが一目瞭然です。
宇宙人に同情するガイヤは、尋問者を人権問題だと批判したり、尋問室から抜け出してアムネスティインターナショナルに連絡しようとしたり、宇宙人を助け出したのだが、最後のシーンは宇宙人の仲間が円盤で大挙飛来し、ローマ市内やサンピエトロ寺院を破壊し、ガイヤが助けた宇宙人がコントローラーを操作するとイタリア空軍の戦闘機が全滅させらるのを目の当たりにしているガイヤに対して、助けてもらった宇宙人が「お前はバカだな」の台詞で終わります。
覚醒されていらっしゃるインターネットユーザーの皆様は、宇宙人の最後の台詞「お前はバカだな」が、「恩を仇でかえす」中国人を象徴する「ことば」と直ぐ理解できることでしょう。
イタリアでも中国人は、駐車違反を注意され暴動になったり、中国人に対するイタリア人の危機感が背景に、「宇宙人王さんとの遭遇」が制作されたことは、直ぐわかる映画です。
「人権は人間には適用されるが、こいつは宇宙人だ」など、アムネスティインターナショナルに批判されないようにおちょくっている台詞は笑えます。
最近、ニュージーランドで中国人排斥運動が起きたり、現在、世界中で問題になっていることは、中国人が繰り返しているマナー違反は、とても人間のとる行動とは思えないことが頻発しているので、とうとう「中国人」を宇宙人にしてしまったようです。そして、この映画がイギリスやフランスでなく温厚なイタリア人が制作したことに驚かされます。
この状況を踏まえて、尖閣問題や歴史認識問題を徹底的に真実を発信すれば、中国を人類のガン細胞として印象づけられます。
参考 ”「中国ガン・台湾人医師の処方箋」”林 建良著 並木書房