【民進党】対中戦略の基本原則を発表
台湾の声
台湾の最大野党・民主進歩党(民進党)の蔡其昌スポークスマンは12月20日、
蔡英文・主席(党首)が掲げる対中戦略の4つの基本原則を発表した。
その主な要旨は、�台湾と中国の関係は「差別ではなく互恵、衝突ではなく平
和、従属ではなく対等」を原則とする。
�グローバル戦略のバランスと地域の安全保障から台湾と中国の関係を考え、
台湾は中国が設定した「一つの中国」の枠組みに嵌らないようにする。
�対中政策の制定と執行は民主的な手続きをとり、重大な政策を決める際には
国民投票によって決定する。
�自由、民主、人権の価値観を堅持することを、重要な外交戦略とし、中国と
の違いを明確にする。