林建良編集長の新刊が出ました!
『中国の狙いは民族絶滅
――チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』
(まどか出版 http://www.madokabooks.com/)
■体裁 四六判、並製、240ページ
■定価 1,575円(税込)
今回はチベット人、ウイグル人、モンゴル人の著者とともに、中国から受けた
民族弾圧の実態を語り、それぞれの民族的視野、歴史的視野から、「古来より中
国の一部である」との中国側の主張を検証し、中国の抱える民族問題の核心を明
らかにします。
そして拡大する中国の軍事的、政治的脅威に対し、日本は東アジアの平和のた
めに、弾圧を受け続けるアジアの諸民族のために何をするべきなのかを問いかけ
る一冊です。
(もくじ)
・はじめに:迫る中国の脅威、日本とわれわれがすべきこと=林建良
・チベット─踏みにじられた仏教国=テンジン
・東トルキスタン─シルクロードに散った独立国=イリハム・マハムティ
・南モンゴル─併呑されたもう一つのモンゴル=ダシ・ドノロブ
・台湾─迷走する独立への道=林建良
・座談:自由のための共闘=テンジン、イリハム・マハムティ、ダシ・ドノロブ
、林建良
・解説に代えて 漢民族として日本国民として=石平
◎著者プロフィール
テンジン
チベット・アムド生まれ。高校生のときに亡命を決意。ネパール国境を越え、イ
ンド・ダラムサラへ。現地で日本人女性と結婚し、2000年に来日。その後、就職
。チベットの人権問解決のために尽力している。
イリハム・マハムティ
1969年、東トルキスタン・クムル生まれ。1991年、中国・西北師範大学中国語文
学部中退。2001年、来日。2008年、世界ウイグル会議日本代表に就任。ウイグル
の人権問題解決に向けた活動を始める。
ダシ・ドノロブ
1964年、南モンゴル・フフホト生まれ。1989年、中国・東北師範大学外国語学部
卒業。1997年、来日。2004年からインターネット上で数々の文章を発表し、中国
政府の対南モンゴル政策を批判。現在、亜細亜大学法学部非常勤講師。
林建良(りん・けんりょう)
1958年、台湾・台中生まれ。1987年、交流協会奨学生として来日。東京大学医学
部博士課程修了。台湾団結連盟日本代表、メールマガジン「台湾の声」編集長、
日本李登輝友の会常務理事。著書に『日本よ、こんな中国とつきあえるか?』(
並木書房)がある。