【NEWS】王金平立法院長、学生と会見「両岸協議監督條例」制定を約束【改訂版】
台湾の声ニュース 2014.4.6 17:15, 18:00改訂
本日、台湾時間の午前11時、王金平立法院長は、立法委員らを引きつれて議場に入り、学生代表と会った。サービス貿易協定審査は、まず中国との協定を結ぶ際の手続きを定める「両岸協議監督條例」を立法してからでなければ進めないと約束した。これは学生たちの要求の一つを認めた形。これについて、民進党も歓迎のコメントを出した。
国民党の林鴻池・政策委員会執行長は事前に聞いていなかったので驚いたとコメントしている。
また、学生たちは王院長のこの発表を評価しつつも、議場占拠を解くかどうかは、討論して決めると答えたという。
黒色島国青年陣線のフェースブックでは、台湾時間午後1時25分に「島はついに“しだいに夜が明け”はじめた」と題した声明が掲載され、与野党に対し、王院長の声明に呼応して、国会の自主性および国会による監督という憲法上の職権を実現するよう呼びかけた。
また、参加者および支持者へ「最高の敬意」が示され、「この進展は、台湾民主の核心価値を堅持した公民のものである」と結ばれている。
ただし、占拠を解除するという文言はなく、学生たちは、立法委員(議員)らが、この「監督条例」制定を進めるかどうか、引き続き、議場を占拠したまま、監視する方針であると見られる。