【情けない】これぞ媚中!藤村修官房長官

【情けない】これぞ媚中!藤村修官房長官、長島昭久氏を叱る―ダライ・ラマ法王との会談に慌て

          メルマガ版「台湾は日本の生命線!」より転載

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ダライ・ラマ法王が十月二十九日から来日し、高野山訪問、大阪での講演を終えた後は、「より多くの人に会い、悲しみ、苦しみを共に分かち合いたい」として、宮城県石巻市と仙台市、福島県郡山市など東日本大震災の被災地を回り、慰霊供養や講演を行い、多くの被災者に勇気を与えたことは、何ともありがたいことだと思う。

また離日する十一月七日には、安倍晋三元首相や、民主党政権の政府高官である長島昭久首相補佐官、渡辺周防衛副大臣を含む民主、自民両党の議員十数人と会談した。

席上、法王は「チベット人の基本的人権が守られ、自由が獲得できるよう中国に働き掛けてほしい」と要請した。このように法王は、アジアの民主主義大国である日本の政界に期待したのである。

中共の被支配民族も日本の震災被害者と同じ境遇にあるのだ。法王が被災地で被災者を励ましたことに謝意を述べた議員たちは、おそらくチベットの人々のために何とか手を差し伸べたいと思ったはずだ。それはまた、人としての真心というものである。

ところが真心のない政治家もいる。

かつてチベット人の自治を求める法王を、チベット独立を企んでいるなどと、中共の宣伝そのままに口汚く罵った田中真紀子元外相をはじめとする媚中派の面々がそれだが、藤村修官房長官もその一人だ。

「(法王は)入国に当たり政治的行動や日本政府関係者との接触をしないのが通例だ」との理由で、「政府の一員」でありながらと法王との会談に加わった長島昭久氏に、口頭で注意したというのだ。

しかし実際には法王へのビザ発給にそのような条件は付いていない。おそらく藤村氏は中共に過剰に配慮したのだろう。

ではなぜこうした藤村氏の情けない行為が明るみに出たかというと、それは翌八日の記者会見で、自分自身がそう語ったからだ。渡辺氏と長島氏が会談に加わったことを「政府としては全く承知しておらず、事後に報告があった」とし、政府としては会談に関与していないとも強調していた。

おそらくそうすることで、中共に報告したかった(忠誠心を示したかった)のだろう。

さすがに官房長官就任の際、新華社など中共御用メディアから「中国に対する態度は友好的で、かつて『北京五輪を支持する議員連盟』の事務局長を務めた」などと、期待をこめた紹介報道をされただけの人物だけある。

「良心がない」「恥を知らない」という媚中政治家の特色を見事に兼ね備えているではないか。

法王は日本滞在中、次のように述べている。

「人間は絶望した状況でしか焼身自殺などしない。中国政府は過去六十年にわたる少数民族の扱いを見直すべきだ」(四日の仙台での記者会見。チベット人僧侶の焼身自殺が相次いでいることについて)

「(チベット仏教の伝統を破壊する)文化的虐殺が行われている」(七日の東京での記者会見。同)

「中国政府はこの十年から十五年、強権的な政策を取っており、人々は“文化大革命”が始まったようだと感じている」(同。中共のチベット政策について)

こうした事実を国際社会に伝え、世界の人々のチベットへの同情心、中共の弾圧政策への批判を高めてしまうからこそ、中共はダライ・ラマ法王の外遊を極度に嫌うのであるが、その中共の心を己が心としているのが藤村氏なのだ。

十月三十日の大阪での講演で「他者への思いやりや優しさをもつことが、自分自身の幸せにつながっていく」と話した法王の言葉を、藤村氏はどう受け止めるのだろうか。

田中真紀子氏の例を出すまでもなく、「他者への思いやりや優しさ」を捨て去ってこその媚中なのである。そうでなければ残虐な中共などに迎合などできないのだ。

おそらく中共のためなら、同胞、祖国への「思いやりや優しさ」を捨てることすら惜しまないだろうと思われるところに、媚中政治家の存在を許してはならない最大の理由があるのである。

日本人は「他者への優しさや思いやり」に溢れ、勇気と誇りに満ちた元来の民族性をしっかりと取り戻そう。そして中共の侵略政策とその傀儡のごとき国内媚中勢力の跳梁跋扈を許してはならない。


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