宮崎正弘
『広辞苑』こと『嘘辞苑』は開き直り、岩波の本性を暴露したが
デルタもマリオットも「台湾は独立国」ばかりか、チベットも主権国家だ、と
「台湾は中国の主権が及ぶ不可分の領土」などと嘘の記述を書いて、厳重な抗議を無視した岩波書店は『広辞苑』の新盤にも、記述をそのままとして開き直った。
各地で猛烈な抗議運動が展開されてきたが、「印刷のやり直しは間に合わない」とへんな理由をつけて釈明、しかし、旧版の十年前から、この誤記の訂正は求められていたのである。
つまり最初から訂正する気持ちはなかったのであり、今後、活動家らは、広辞苑不買運動へ切り替える姿勢を見せている。
他方、中国に乗り入れている米国のデルタ航空はウェブサイトにおいて「台湾、チベット、マカオ、香港」を独立国家として扱ってきた。
同様に最大のホテルチャーン「マリオット」、服飾の「ZARA」、そして医療メーカーの「エドロニクス」などは自社のウェッブサイトにおける表現で「台湾、チベット」は独立国家と記述してきた。
ZARAも中国全土、地方都市にも店舗を出しており、逆に不買運動に遭遇する恐れが強い。
中国は岩波に開き直りに勇気づけられたのか、一斉にデルタ、ZARAなどを名指して攻撃し始めており、「こうようなミステークは中国の主権に関しての誤記であり、中国人の感情を著しく傷つけた」と訂正を求めている。
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