【ニュース】日本が台湾のWHOオブザーバー参加支持を表明

　　　　　　　　　　　「台湾の声」

　今年５月に開かれる世界保健機関（WHO）年次総会のオブザーバーとして台湾が
参加を求めていることに関して、日本外務省の川村泰久報道官は４月９日の記者
会見で、台湾のＷＨＯ年次総会参加への支持を表明した。

　川村報道官は、日本の立場に変化はなく、台湾がWHO年次総会にオブザーバーと
して参加することを一貫して支持するとの立場を示した。日本は2004年から毎年
、台湾のWHOオブザーバー参加を支持している。

　台湾政府はまだWHOに対して正式申請をしていないが、馬英九総統（大統領）は
、台湾のWHO参加名義について、「中華民国」（国民党が主張する正式国名）を最
優先し、次に「台湾」、最後の選択として「中華台北」（チャイニーズ・タイペ
イ）を受け入れるとしている。