【ニュース】中国のミサイル1500基が台湾に照準、尚も増加中
2009.02.14
「台湾の声」
台湾の対中国政策担当大臣である頼幸媛・行政院大陸委員会主任委員は、ロイ
ター通信のインタビューの中で、最近の台中両岸関係の改善にもかかわらず、中
国が約1500基のミサイルを台湾に照準を向けて配備していることを明らかにした
。
頼主任委員は、馬英九総統(大統領)の就任後、両岸関係が改善し、両岸の高
官レベルの対話も行われるようになり、さらには台湾側の軍事演習の回数も減ら
すなどしたが、中国側は尚も軍備拡張を続けており、両岸の戦争の脅威は依然解
消されていないことを指摘し、「中国大陸は1500基ものミサイルを台湾に向けて
おり、しかもさらに増加している。こんなにたくさんのミサイルを台湾に向けて
、台湾はどうやって安心できようか」と訴え、中国を批判した。
昨年元旦の時点では、当時の陳水扁総統が台湾に照準を向けた中国のミサイル
は1328基としていた。