【ニュース】台湾外交部・米国は台湾が中国の一部と承認していない
「台湾の声」
アメリカのオバマ大統領と中国の胡錦濤・国家主席の米中首脳会談後に発表さ
れた共同声明の中で「中国の主権と領土の保全を尊重する」と表明されたことに
関して、台湾の野党・民主進歩党の蔡煌瑯・立法委員(国会議員)は11月19日、
立法院(国会)で「これは台湾を中国の一部と承認するに等しく、台湾外交部は
少なくとも強烈な抗議を表明すべきだ」と発言した。
これに対し、沈呂巡・外交部政務次長は「アメリカは台湾が中華人民共和国の
一部であるとは承認していない」と答弁し、アメリカが台湾を中国の一部とは認
めていないと認識する台湾外交部の立場を明言した。