(りょう・しゅうへい)と、水墨画の伝統技法に西洋の表現技法を大胆に取り入れる革新
的な作風で台湾の古跡を描く江明賢(こう・めいけん)の二人展が渋谷の松濤美術館で開
催されている。
6日の開幕式には、瀬木慎一氏、富山秀男氏、峯村敏明氏、金澤毅氏ら日本の錚々たる
美術関係者が出席し、松濤美術館では近年稀に見る400人以上の人々が会場に詰めかけた。
廖修平(1936〜)は台北に生まれ、国立台湾師範大学卒業後、東京教育大学、さらにパ
リ、ニューヨークなどで留学を重ね、1977年に再来日し、筑波大学で教鞭をとり、版画研
究室創設に尽力しました。東京版画ビエンナーレ、サンパウロ国際版画展などの各種国際
展で数々の賞を受賞している。一方、台中生まれの江明賢(1942〜)は台湾師範大学を卒
業後、スペインなどに留学し、様々な西洋の美学、水彩の技法を伝統的水墨画の中に取り
入れ、新たな水墨画の道を切り開いている。
今日、国際的に有名な中華民国版画ビエンナーレは、台湾が国連から脱退し世界の孤児
となった厳しい現実を打開すべく、廖修平が版画による国際交流を提案したのが創設の始
まりで、一方の江明賢も五年の歳月を要して台湾全島の古跡を描きあげ、両者ともに台湾
の歴史や文化、とりわけ台湾の人々の精神風土を的確に表現している。
5月4日(月・祝)午後2時より松濤美術館において二胡の演奏会が開かれる。ゴールデ
ンウイーク中、ご家族そろって松濤美術館に行かれ、作品をとおして台湾を旅し、かの国
の歴史や文化に触れてみてはいかがでしょうか。
●台湾の心 台湾の情 廖修平・江明賢二人展
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20090407.html
■会 期:4月7日(火)〜5月17日(日)
開館時間:AM9時〜PM5時、毎週金曜日はPM7時まで
休館日:毎月曜日、30日、5月7日
■会 場:渋谷区立松濤美術館
〒150-0046 渋谷区松濤 2-14-14 電話:03-3465-9421
[交通]京王井の頭線 神泉駅 徒歩 5分 渋谷駅 徒歩 15分
バス[渋66]・[渋61]系統 「東急本店前」 5分
バス[渋55]系統 「東大前」 2分
*休館日:4月20日(月)・27日(月)・30日(木)、5月7日(木)・11日(月)
■入館料:一般300円。小中学生100円、60歳以上及び障害のある方は無料
■主 催:渋谷区松濤美術館・読売新聞社東京本社・美術館連絡協議会
■後 援:台北駐日経済文化代表処・財団法人交流協会・社団法人日本版画協会
■協 賛:ライオン・清水建設・大日本印刷
■特別協力:財団法人寄暢園文化芸術基金会
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