11月3日、早稲田大学で台湾シンポジウム

許世楷、金美齢、小田村四郎、平沼赳夫、蓮舫の各氏が登壇

 来る11月3日、早稲田大学の学生サークル「鵬志会(ほうしかい)」(伊井健太
幹事長)が台湾の許世楷駐日代表らを招いて、早稲田大学の大隈講堂において「台
湾シンポジウム」を開催する。
 このシンポジウムは、第1部として許世楷代表が「あるべき日台関係」をテーマ
に基調講演し、第2部のパネルデスカッションではコーディネーターを金美齢・総
統府国策顧問がつとめ、パネリストには小田村四郎・日本李登輝友の会会長、平
沼赳夫・日華議員懇談会会長、蓮舫・参議院議員らが出席する。
 11月3日の文化の日は明治天皇ご誕辰の日でもある。台湾の最高峰「玉山」は旧
称「新高山」であるが、日本が台湾を統治し始めてから2年目の明治30年6月、当
時、モリソン山と呼ばれていたこの山の名称を「新高山」と改称されたのが明治
天皇である。
 また、明治天皇は台湾に関して下記のような御製(和歌や漢詩など)を作られ
ている。
    月前の遠情(明治34年)
  はれわたる空に向かひて思ふかな新高山の月はいかにと
    をりにふれて(明治42年)
  新高の山のふもとの民草も茂りまさるときくぞ嬉しき
 常に台湾の民に御心を砕かれていた明治天皇のお気持ちがよくよく伝わってく
る御製である。そのご誕辰の佳日に、早稲田大学の学生たちが日台共栄の願いを
込め、渾身の力をもって催すのが台湾シンポジウムだ。ぜひご加を!!                    
 因みに、この鵬志会は昭和62年、当時、早大生だった和田有一朗氏(神戸市議
会議員、本会理事、日台関係を促進する地方議員の会事務局長)が設立した学成
サークルで、これまで竹下登、小泉純一郎、塩川正十郎、小沢一郎といった政治
家を招いての講演会や、北方領土問題などをテーマにシンポジウムなどを開催し
てきている、行動力にあふれた学生サークルである。      (編集部)


台湾シンポジウム

 台湾には現在さまざまな変化の兆しが見られます。「正名運動」「新憲法制定」
「李登輝氏来日問題」「新幹線開通」等、日本の政治的態度が直接台湾に影響を
及ぼすものも少なくありません。本シンポジウムで日本は台湾とどのように付き
合っていくべきかを、みなさんと考えたいと思います。
                           早稲田大学鵬志会

■日 時  平成16年11月3日 午後2時〜4時30分(開場:1時30分)
■会 場  早稲田大学大隈講堂
       東京メトロ東西線「早稲田」駅 2、3番出口 徒歩5分
■入場料  無料
■第1部  ◎基調講演 14:00〜15:00
      許世楷・台北駐日経済文化代表処代表「あるべき日台関係」
 第2部  ◎パネルデスカッション 15:00〜16:30
      コーディネーター
      金美齢・総統府国策顧問
      パネリスト
      小田村四郎・日本李登輝友の会会長
      平沼赳夫・日華議員懇談会会長
      蓮舫・参議院議員
■主 催  早稲田大学鵬志会 担当者連絡先 090-3538-3940(佐藤)
      メールアドレス hoshikai_taiwan@hotmail.com
ホームページアドレス http://www.hoshikai.com/