【7月14日 東京新聞 夕刊】
【花蓮(台湾東部)=野崎雅敏】台湾の先住民十三民族のうち、花蓮県の五つの民族
による合同豊年祭が十三日夜、花蓮市内で始まった。十五日までの連夜、伝統の歌と踊
りの交流で台湾社会の多元性をアピールする。
台湾の先住民はかつて九民族とされたが、二〇〇〇年の政権交代以降、行政院(内閣
に相当)が先住民の意思と権利を尊重し、文化や歴史、言語の違いをもとに、「正名」
(本来の名前を使う)を実施し、新たに四民族が“独立”している。
今年の豊年祭にはブヌン、アミ、カバラン、タロコの四民族のほか、今年一月に「正
名」されたサキザヤ族も参加。踊りの輪に観光客も加わり、互いにつないだ手のぬくも
りを感じ合った。
●メルマガのお申し込み・バックナンバーはホームページから
http://www.ritouki.jp/
●投稿はこちらに
ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会
の活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
●編集発行人:柚原正敬