黄文雄先生が永眠されたことを知り、深い悲しみと喪失感を抱いております。
先生は台湾の誇り高き作家として、日本と台湾の歴史や文化について多くの貴重な著作を残され、その生涯を通じて我々に多大なる知識と啓示を与えてくださいました。
先生の筆鋒は、単なる知識の伝達にとどまらず、我々の心に深い感銘と省察を促すものでした。
台湾の独立と自由への熱き思いを持ち続け、日本においては台湾人の声を世界に発信する先駆者として、常に不屈の精神を貫かれました。
また、中国からの洗脳によって自虐史観に苛まれてきた日本人に向けて、日本人の優れた真の姿を知らせることで勇気づけ続けました。
その姿勢には、ただ敬意を抱かずにはいられません。
黄文雄先生のご功績は、これからも長く我々の心に刻まれ続け、未来を生きる台湾人にも受け継がれていくことでしょう。
我々は先生の教えを胸に、引き続き台湾と日本の友好関係を深め努力してまいります。
最後に、黄文雄先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
安らかにお休みください。
2024年9月2日
全日本台湾連合会 会長 趙 中正 常務理事会・理事会一同。
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