阿川弘之会長が名誉会長に就任

小田村四郎新会長のプロフィール

 5月30日に開催した日本李登輝友の会の第2回総会の模様は、6月3日付の本誌で
もお伝えしましたが、その折、「阿川弘之会長から高齢を理由に退任の申し出が
あり、新会長に小田村四郎副会長を選出し、小田村新会長は阿川前会長に名誉会
長就任を委嘱した」旨をお伝えいたしました。
 最近に至り、阿川前会長が名誉会長を承諾、正式に名誉会長に就任いたしま
した。これで本会の第2期役員が正式に決まりましたことをお知らせいたします。
 なお、ここに小田村四郎新会長のプロフィールをご紹介いたします。(編集部)

小田村四郎(おだむら しろう) 大正12年(1923年)、東京生まれ。昭和22
年(1947年)、東京帝国大学法学部政治学科卒業後、大蔵省に入省。名古屋国税
局長、内閣官房内閣審議室長、防衛庁経理局長、行政管理庁行政管理局長を経て
行政管理事務次官に就任。同53年(1978年)に退官。その後、農林漁業金融公庫
副総裁、日本銀行監事などを経て拓殖大学第16代総長に就任。平成15年(2001年
)に退任。
平成14年(2002年)12月15日、日本李登輝友の会設立と同時に副会長に就任し、
同16年5月30日、阿川弘之会長の後を襲い第2代会長に就任。主な著書は『占領後
後遺症の克服』『今、この国を救うもの−教育改革』など。
吉田松陰の妹寿子の曾孫で、明治29年(1896年)1月1日、台湾で匪賊に惨殺され
た「六士先生」の1人、楫取道明の令孫。(平成16年5月30日現在)



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