現在発売中の「プレジデント」9月17号(8月27日発売)で、東京都議会議員の野田数
(のだ・かずさ)氏による尖閣諸島に関する石原慎太郎都知事へのインタビュー「尖閣侵
犯再び! 石原慎太郎『日本は戦争の覚悟を示せ』」を掲載している。
(のだ・かずさ)氏による尖閣諸島に関する石原慎太郎都知事へのインタビュー「尖閣侵
犯再び! 石原慎太郎『日本は戦争の覚悟を示せ』」を掲載している。
尖閣諸島購入を決意するまでの経緯や灯台建設の経緯、尖閣諸島購入後の構想について
も詳しく答えている。
購入経緯については、オブザーバー的立場で関わっていたという沖縄返還交渉のときま
でさかのぼり、尖閣諸島は「沖縄返還時にキッチリ日本の領域として認められている」と
し、「(シナ政府が)つべこべ言うのなら、かねて日本政府が主張しているようにハーグ
の国際司法裁判所に出てきて主張したらいいのに、一向に出てこない」と核心を衝く。
また、昭和天皇が当時の山中貞則・総務長官に「山中、尖閣諸島に蘇鉄は生えている
か」とお尋ねになったエピソードなども披露しつつ、「尖閣諸島は間違いなく日本の文化
圏にある」と指摘。
野田都議の「長年にわたるこの国の不作為が現在の尖閣諸島の現状を生み出してしまっ
たわけですね」という質問には、人民日報が日本の実行支配をぶっ壊すという宣言記事を
発表したことを踏まえ「おまえの国に強盗に入るぞと、と面と向かって言われて、戸締り
しない人間がどこにいますか」と、尖閣購入のきっかけが中国の実質的な「宣戦布告」に
あったことを明らかにしている。
石原都知事が尖閣諸島についてこれだけまとめて話したり書いたりしたものは、寡聞に
して知らない。読み応えのある充実したインタビューだ。
◆「PRESIDENT」(9月17日号 定価:690円)
http://www.president.co.jp/pre/