謝長廷氏は12月16日に訪日し、母校京大や日本外国特派員協会で講演

11月21日から23日に中国国民党の総統候補者の馬英九氏が来日し、さかんに反日色を
払拭しようとやっきになっていた。それが効を奏するかどうか、政界の反応からはかな
り厳しいような印象だ。

 対する民進党の総統候補者の謝長廷氏は12月16日から来日し、19日に帰台することが
ほぼ固まったようだ。報道によると、謝氏は母校の京都大学で「和解と共生」をテーマ
に学術講演し、東京でも政界関係者らに「和解と共生」という持論を説明すると伝えて
いる。

 また、17日には千代田区内のホテルで講演した後に関係者らと懇談し、他日、日本外
国特派員協会でも講演と記者会見を行うとも伝えられている。      (編集部)


与党総統候補の謝長廷氏、12/16から四日間訪日
【11月24日 Radio Taiwan International】

 中央通信社が23日に報じたところによると、与党・民進党の次期総統候補、謝長廷・
元行政院長は12月16日から四日間の日程で日本を訪問する。京都大学での留学経験を持
つ謝長廷氏は16日に関西空港から京都に向かい、京都大学で「和解と共生」をテーマに
学術講演。

 講演会を主催する京都大学日台交流会の責任者を務める大田一博氏(日本謝長廷友の
会会長)は、「謝長廷氏と同じく、京都大学で学んだことのある李登輝・前総統は1988
年に総統になって以来、台湾の民主化を進めた。来年3月の総統選挙に立候補する謝氏も
この理念を受け継ぎ、民主化をさらに深めるだろう」と述べている。大田氏は、博識な
謝氏の講演を聴けることは日本の前途を考える上で有益だとし、謝氏を知る教師や学友
は彼を誇りとして母校への里帰りを待ち望んでいると述べた。

 講演会は日本時間16日夕方6時から京都大学医学部の芝蘭会館で行われる。大阪日台交
流協会、日本謝長廷友の会、京都大学留学生会などの団体が共催。しかし、報道では、
日本の一部の学者は北京当局が圧力をかける可能性を指摘しているとしており、講演が
予定通り行われるかどうかが注目される。謝長廷氏はまた東京では日本外国特派員協会
で講演するという。


台湾与党の次期総統候補、謝氏は12月16日訪日
【11月26日 MSN産経ニュース】

 台湾の与党・民主進歩党の次期総統候補となった謝長廷元行政院長(首相)は、12月
16日から4日間の日程で訪日する。謝氏の関係筋が明らかにしたところによると、謝氏
は関西国際空港から日本入りし、留学経験を持つ京都大学で講演し、留学時代の恩師や
旧友らとの旧交を深める。17日からの東京滞在では、政界関係者らに「和解と共生」と
いう持論を説明し、対日関係を重視する自身の考えを伝える。 (台北 長谷川周人)


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