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在日台湾僑胞団体らによる新団体「全日本台湾連合会」(以下、全台連)の創立大会が6月4日、
東京都内のホテルで開催され、趙中正氏が初代会長に選出された。同祝賀会には謝長廷・駐日代表
も出席し、同会設立および趙会長の就任を祝賀した。
謝・駐日代表は、「台日両国は近年、各分野の交流が深まっており、とりわけ今年、窓口機関名
称が日本側は『日本台湾交流協会』、台湾側は『台湾日本関係協会』に改名されたことは、台日の
新しい時代を象徴している」と述べ、そのうえで「この全台連の設立は意義深いことだ」と強調した。
趙会長は就任の挨拶で、「台湾優先・団結第一」を掲げ、台湾人としての主体性を主張し、日本
社会の一員として貢献し、台日関係がさらに強い絆で結ばれるよう努力していくと述べた。
全台連は、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合など17の在日台湾団体が参加し
て設立されたもので、祝賀会では僑務委員会の呉新興・委員長(閣僚級)、金美齢・元総統府国策
顧問、山口泰明・衆議院議員、日本台湾交流協会の柿澤未知・総務部長らが来賓として出席し、そ
れぞれ挨拶を述べた。また、蔡英文総統、蘇嘉全・立法院長(国会議長)、邱義仁・台湾日本関係
協会会長からの祝電も読み上げられた。
また、会場では、呉委員長より林建良・在日台湾同郷会顧問に「二等華光専業奨章」が授与さ
れ、呉委員長は、林顧問が「在留カード」の国籍・地域欄を「中国」から「台湾」に変えることに
積極的に取り組み、日本政府に働きかけて実現し、台湾系住民の権利を守った功績を称え、引き続
き日本人の台湾に対する理解が深まるよう交流を進めていくことを期待した。