4月12日、林全・次期行政院長は閣僚人事の第二弾を発表、行政院秘書長に台南市政府の秘書長
を務める陳美伶氏を充て、法務部長には邱太三・桃園市前副市長、農業委員会主任委員に曹啓鴻・
屏東県前県長、環境保護署長には民進党籍の立法委員(比例代表)の李応元氏を起用するとしまし
た。
を務める陳美伶氏を充て、法務部長には邱太三・桃園市前副市長、農業委員会主任委員に曹啓鴻・
屏東県前県長、環境保護署長には民進党籍の立法委員(比例代表)の李応元氏を起用するとしまし
た。
15日には閣僚人事の第三弾を発表、国家安全会議の秘書長に呉釗燮(ご・しょうしょう)民
進党秘書長(幹事長)、大陸委員会主任委員に外交部次長(外務次官)などを務めた張小月氏を起
用するとしています。毎日新聞の記事を下記にご紹介します。
◇ ◇ ◇
次期政権、閣僚ら人事案
【毎日新聞:2016年4月15日】
【台北・鈴木玲子】5月に発足する台湾・民進党の蔡英文次期政権は15日、総統府や行政院(内
閣)の主要閣僚など一部人事案を発表した。総統府直属で安全保障政策を決める国家安全会議トッ
プの秘書長には、呉●燮(ご・しょうしょう)党秘書長(幹事長)が就任する。(●は金へんに
リットウ)
同党は中国と距離を置き、対中政策で難しいかじ取りを迫られるとみられるが、対中政策を主管
する大陸委員会主任委員には、外交部次長(外務次官)などを務めた張小月氏を起用する。同委特
任副主任委員には、米国政治専門家の林正義・中央研究院研究員を登用し、対米関係にも配慮した
布陣といえそうだ。
総統府秘書長に林碧△(りん・へきしょう)政治大教授、外交部長(外相)に李大維・駐オース
トラリア代表、国防部長(国防相)に馮世寛・元同部副参謀総長を充てる。(△は火へんに召)