米ミシェル・オバマ大統領夫人の舞踏会ドレスを呉季剛さんがデザイン

【1月23日 台湾週報】

 米国のバラク・オバマ大統領就任式がワシントンで1月20日に行われ、同日夜に開かれ
た大統領就任祝賀パーティーで、ミシェル・オバマ大統領夫人が左肩を大きく開けた白い
ドレスで登場し注目を集めた。

 このドレスをデザインしたのは、台湾出身の呉季剛(ジェイソン・ウー)さん。26歳の
若きデザイナーである呉季剛さんは、2006年に初めてニューヨークで自らのブランドを設
立。エレガントなイブニングドレスが注目され、米国の高級デパートであるニューヨーク
のバーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)やサックス・フィフス・アヴェニュー
(Saks Fifth Avenue)などで人気が出た。

 最近では、米国メディアにも取り上げられるようになり、2008年にファッション・グル
ープ・インターナショナル(Fashion Group International)の新人賞(Rising Star
Award)を受賞し、脚光を浴びた。

 呉季剛さんは、小学生のときに台湾からカナダに移り住み、その後中学を東京、高校を
パリで過ごし、その後ニューヨークのパーソンズ・デザインスクール(Parsons School of
Design)でデザインを学んだ。

 呉季剛さんは今後、米国のほか、日本でも自らのブランド作品を展開していく。



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