本日午後5時45分、喜安幸夫氏を講師に台湾研究フォーラム定例会

テーマは「中華週報発行から台湾週報終焉まで」

台湾研究フォーラム[台湾研究論壇] 第75回定例会のご案内

■講 師  喜安幸夫氏(小説家、元「台湾週報」編集長)
■演 題  中華週報発行から台湾週報終焉まで

 およそ40年前、中華民国大使館が「中華週報」を発行したのは、日本のマスコ
ミが偏向する中、日本に台湾の真の姿を知らせるためだった。だがそれは、一部
においては真実を伝えるものだったが、国民党支配による一方的なものであった
。それでも日本の中国偏重の中にあって、一定の役割を果たした。その後時代は
変わり、中華週報も台北週報、台湾週報へと改名し、台湾の実情に合うように努
力したが、時代はすでにインターネットの時代に入っていた。この歴史を克明に
語りながら、戦後の台湾政治ならびに日台関係の変遷を俯瞰する。

講師略歴:昭和19年、中華民国天津生まれ。昭和44年、国士舘大学政経学部卒。
同年、台湾大学政治研究所入学。昭和60年ころから亜東関係協会の翻訳従事、平
成6,7年ころから「中華週報」(のちの「台湾週報」)編集長。名コラム「春夏
秋冬」などを執筆。平成17年3月、「台湾週報」の終刊により退職、現在小説家
。平成10年 日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞。平成12年 池内文
学奨励賞受賞。著作に「台湾島抗日秘史」「台湾の歴史」(原書房)、「アジア
の反逆」(全貌社)、「大江戸番太郎事件帳(一)〜(六)」(廣済堂)、「仇
討ち修羅街道」「討ち入り非情」(コスミック文庫)、「菅原幻斎怪異事件控」
(徳間書店)、その他多数。財団法人新鷹会理事・日本文芸家協会会員・日本文
芸家クラブ会員。


■日 時  7月2日(土) 午後5時45分〜8時30分
■会 場  文京シビックホール3F 第1会議室 (TEL 03-5803-1100)
      【交通】営団丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分(直接連絡)
          都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分(直接連絡)
          JR総武線「水道橋駅」徒歩10分
■参加費  会員 500円
      一般1000円
■懇親会  定例会終了後、会場近くにて。
  (社会人3,000円 学生1,000円)
■申込み  Eメール⇒ taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
      090−4138−6397



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