昨夜、第7回台湾李登輝学校研修団参加者は台湾を直撃した台風8号の影響により定刻よ
り1時間半ほど遅れましたが、無事に成田空港に到着、16日から始まった研修から帰国し
ました。
台湾の中央気象局によりますと、「セーバット」と名付けられた台風8号は18日未明に
台湾に上陸、同日午前11時ごろ台湾を抜けたそうですが、研修団一行は桃園の渇望学習
センターで研修の真っ最中でした。暴風圏を脱した19日午後2時半になってようやく台風
警報は解除されましたが、研修スケジュールは、講師の先生が渇望学習センターまで来
られないなどズタズタだったそうです。
それでも、研修自体は大変充実しており、19日には李登輝学校校長でもある李登輝前
総統の特別講義も予定通りに行われ、昼食も共にされたとのことで、参加者は感激して
います。
いつも研修団スタッフは時間に追われて準備をしていますので結構きついのですが、
今回は台風が重なりましたので、日本と台湾のスタッフの方々のご苦労もさぞやと察し
ています。本当にご苦労様でした。
早速、帰宅した参加者から御礼のお便りをいただきましたのでご紹介します。
(編集部)
李登輝総統の講義は圧巻 [ソウル K・N]
PM21:00頃に、漢城の我が家に帰ってまいりました。
今回の研修団では、たいへんお世話になりました。
台風の影響でキャンセルになってしまった講義は残念ですが、急遽スケジュールを再
調整してくださり、また代わりの勝美旅行社の李さんの講義もあったりして、とても有
意義な時間を過ごすことが出来ました。楽しかったです。
黄昭堂先生や迫田先生の講義は聴いていて大変すっきりとしましたが、30年も戦いあ
った関係なのに、その後20年を一心同体で日本と一緒に欧米と戦ったという、馬薩道輝
先生の講義には考えさせるものがありました。「民族」なのでしょうか。他の原住民の
方々のお話も、ぜひ聴いてみたいものです。
李登輝総統の講義は圧巻でした。ありがとうございました。
気持ちよく4日間を過ごすことができました [東京 K・K]
本当にお世話になりました。大変行き届いた研修旅行で、気持ちよく4日間を過ごすこ
とができました。
「台湾」と「日本」の両国が、共に繁栄できるように、両国の指導者は知恵を絞って
いって欲しいと実感致しました。 「二二八紀念館」等にも是非行ってみたいと思いまし
た。しばらくは、頭の中を整理して、今回のレジメを読み返してみるつもりです。
家に到着後早速メールを打っています。これから、休もうと思います。
お疲れ様でした。今後ともよろしくお願い致します。