をお伝えした。
主催したのは「東北観光推進機構」(会長・清野智JR東日本会長)で、青森県の三村申吾知
事、岩手県の達増拓也知事、宮城県の村井嘉浩知事、秋田県の佐竹敬久知事、山形県の吉村美栄子
知事、福島県の鈴木正晃副知事、新潟県の寺田吉道副知事らが参加、奥山恵美子・仙台市長や東北
経済連合会の海輪誠会長らも加わった。
台湾の中央通信社の記事を下記にご紹介するが、23日の「台湾・日本東北 交流懇談会2016」に
参加してからは、各県それぞれのトップセールスをする。
中でも注目されるのが秋田県だ。秋田県の自治体がこれまで台湾の自治体と都市間提携をしてい
るのは2件。北秋田郡の上小阿仁村(かみこあにむら)が屏東県萬巒郷(ばんらんごう)と1991年
10月に姉妹都市を結び、その10年後の2001年7月に仙北郡の美郷町(みさとちょう)が花蓮県瑞穂
郷(みずほごう)と「友好町郷提携に関する協定書」を締結している。それから15年間、都市間提
携はない。
秋田市長だった佐竹敬久知(さたけ・のりひさ)氏が知事に当選した2009年以後、少しずつ台湾
との交流が始まっている。台湾からの観光客誘致のためチャーター便の定期便化を推進し、一昨年
の8月19日には秋田県スキー連盟と台湾スキー協会が友好協定を締結するなど、ユニークな手法も
駆使。
ところが、今回のトップセールスでは、高雄市と観光や教育などを通じた交流拡大のための覚書
を締結するよていだという。締結されれば15年ぶりとなり、日台間の都市提携は52件目となる。恐
らく本日(8月24日)、高雄市を訪問し、陳菊市長と覚書を交わすものと思われる。
◆中央通信社:「遊びにきて」 東北6県などが台湾でトップセールス、各地の魅力アピール
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201608230007.aspx
佐竹知事がトップセールスで台湾へ
【秋田放送:2016年8月22日】
東北の観光PRやチャーター便の継続を要請するため、佐竹知事は22日から4泊5日の日程で台湾
を訪問しています。今回のトップセールスで佐竹知事は、東北各県の知事らと台湾の総統府などを
表敬訪問し、東北の観光をPRします。
また24日には、県内の市町村長と中華航空やエバー航空を訪問して、台湾と秋田空港を結ぶ
チャーター便の運航を秋以降も継続するよう要請します。佐竹知事は「観光物産のみならず、経済
全般の交流の活性化ということが、台湾の場合は可能性が非常に多いと思います。」「時間的に非
常にタイトですけど、いろんな面で成果を挙げてきたいと思います。」
トップセールスでは、台湾第2の都市、高雄市と観光や教育などを通じた交流拡大のための覚書
も締結されることになっています。