力覚書」を締結し、秋田県と台湾の交流に拍車がかかりました。さらに、今度は秋田銀行が来る10
月7日、台北市に駐在員事務所を開設するそうです。
秋田県内の金融機関ではすでに北都銀行がタイに駐在員事務所を設けていますが、台湾に事務所
を設ける地方銀行は福岡銀行に次いで2行目で、東北では初めてだそうです。
以前にも本誌で紹介しましたが、改めて下記に秋田県と台湾との主な交流史を紹介するととも
に、河北新報の記事を紹介します。
・1987年11月04日 仙北市の田沢湖と高雄市の澄清湖が姉妹湖を締結
・1991年10月03日 上小阿仁村と屏東県萬巒郷が姉妹都市を締結
・2001年07月09日 美郷町と花蓮県瑞穂郷が友好町を締結
・2001年08月16日 ワールドゲームス秋田大会の開会式に高雄市副市長らが参加
・2010年06月 佐竹知事がチャーター便誘客のため訪台(以後、毎年訪台)
・2011年08月19日 玉川温泉と北投温泉が温泉姉妹協定を締結
・2013年10月24日 秋田銀行と中国信託ホールディングが業務提携に関する覚書を締結
・2014年04月30日 秋田の鳥海山ろく線と平渓線(台湾鉄道)が姉妹鉄道協定を締結
・2014年08月19日 秋田県スキー連盟と台湾スキー協会が友好協定を締結
・2015年08月21日 秋田県と台日産業連携推進オフィスが産業連携に関する覚書を締結
・2015年10月14日 角館高校と国立台湾師範大学附属高級中学が姉妹校を提携
・2016年08月25日 秋田県と高雄市が国際交流協力覚書を締結
・2016年10月07日 秋田銀行が初の海外拠点として台湾に駐在員事務所を開設(予定)
<秋田銀>台湾事務所10月開設
【河北新報:2016年8月30日】
秋田銀行(秋田市)は10月7日、台湾・台北市に駐在員事務所を開設する。海外に拠点を設ける
のは初めて。同行によると、台湾に事務所を設ける地方銀行は福岡銀行(福岡市)に次いで2行
目。
現地事務所は行員2人と現地スタッフ1人で構成する。台湾の投資環境を調査するほか、取引先企
業の台湾進出や現地企業とのマッチングなどを支援する。
秋田銀は2013年10月、中国信託商業銀行(台北市)を中核とする台湾の大手金融グループ、中国
信託ホールディングと業務提携し、日台連携に関するセミナー開催や台湾でのビジネス支援に取り
組んでいる。
秋田銀に取引先企業から寄せられる海外に関する相談で、15年度は台湾関連が中国を抜いてトッ
プとなった。証券国際部の担当者は「日本と台湾はつながりが深く、県内企業の関心は高い。事務
所開設により支援を一層充実させたい」と話している。