昨年7月30日に逝去された李登輝元総統の一周忌にあたり、昨日、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表はお墓のある五指山軍人墓地(國軍示範公墓)にお参りされました。
また、日本台湾交流協会のフェイスブックに中文と日本文で墓参の折に「李登輝先生が築き残された日台の心の絆を大切にし、これからも日本と台湾のために一層奮闘努力して参ります、どうかこれからも日本と台湾の平和と繁栄を見守っていてください」と祈りを奉げたことをつづっています。
日本台湾交流協会高雄事務所がホームページに日本文を紹介していますので、下記にご紹介します。
李登輝元総統次女で 李登輝基金会の李安[女尼]董事長(理事長)は7月29日の記者会見で「李登輝記念図書館」を台湾大学の旧法学部キャンパスに設置することを明らかにする一方、李登輝基金会として「日台交流:学校教育およびスポーツ交流」として、日台交流協会台北事務所図書室における「李登輝文庫」の開設や日台交流ゴルフコンペを開催することなども明らかにしています。
この中には「日本李登輝学校台湾研修団の再開」も謳っています。日本李登輝学校台湾研修団を再開していただけるのは願ってもないことで、再開の暁には、まずもって五指山軍人墓地に赴いてお墓参りをしたいものです。
—————————————————————————————–李登輝元総統一周忌に際しての泉代表メッセージ【日本台湾交流協会台北事務所:2021年8月4日】https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=2420&dispmid=5287
李登輝先生が亡くなられて早一年がたちました。「墓前に 李登輝先生を慕い来 夏の夢(墓前仰慕李登輝,仲夏之夢)」(※李登輝先生訪日時の自作の俳句「深川に 芭蕉を慕ひ来 夏の夢(仰慕芭蕉訪深川,仲夏之夢)」より)。
台湾には「果物を食べる時には樹を拝む(食果子拜樹頭)」という言葉があると聞きます。本日、李登輝先生の墓前に手を合わせるにあたり、台湾に自由と民主という果実をもたらした堂々たる大樹の姿を思い浮かべ、日台の末永い安寧を祈りました。李登輝先生が築き残された日台の心の絆を大切にし、これからも日本と台湾のために一層奮闘努力して参ります、どうかこれからも日本と台湾の平和と繁栄を見守っていてください、と。
日本台湾交流協会台北事務所 代表 泉裕泰 2021年8月4日
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