横浜八景島が桃園駅前に建設中の水族館「Xpark」は8月7日に開業

 「株式会社横浜八景島(Yokohama Hakkeijima Inc.)」は、総合レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」や「仙台うみの杜水族館」「アクアパーク品川」などの運営・管理を行っている。2017年8月9日、台湾高鉄桃園駅前で日本初となる「水族館」建設の起工式を行った。

 桃園市の鄭文燦市長は起工式で「最新の技術を駆使した新しい都市型の水族館は多くの人々を呼び込み、地域の発展につながる」と述べて期待を示し、横浜八景島の布留川信行(ふるかわ・のぶゆき)社長もまた「日本と絆の強い台湾で世界でも初めてといえるほどの新しい水族館事業を展開し、今後の海外進出のモデルにしたい」と意気込みを述べていた。

 その水族館は「Xpark」(エックスパーク)と名付けられ、8月7日に開業することが決まった。下記に横浜八景島ホームページ「Xpark」を紹介し、日本経済新聞の記事も併せて紹介したい。

 桃園市は6つある行政院直轄市の6番目の市であり、現在、台湾でもっとも発展している活気あふれる地域。台湾高鉄「桃園駅」から直行できるアクセスの利便性もあり、さらに活況を呈しそうだ。

◆横浜八景島:Xpark https://www.xpark.com.tw/

—————————————————————————————–横浜八景島、台湾で水族館8月開業【日本経済新聞:2020年7月3日】https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61128680T00C20A7L82000/

 横浜八景島(横浜市)は台湾で建設中の水族館「Xpark」を8月7日に開業する。同社は横浜・八景島シーパラダイス(同)など国内4カ所の水族館を手掛け、今回が初の海外進出となる。台湾は大規模な水族館が少なく、レジャー性のある施設は需要が高いと想定する。2020年中に60万人前後の来場者を見込む。

 新水族館は延べ床面積が約1万4800平方メートルで、同社のアクアパーク品川(東京・港)よりも規模が大きい。床や水槽に映像効果を加え、より特別感のある空間をつくる。海洋生物以外も取り上げ、熱帯雨林の生態を再現したエリアもある。

 入場チケットは18〜64歳で550台湾ドル(約2000円)。新型コロナウイルスの感染拡大対策として、1日の入場上限数を平日は約9000人、休日は約1万人に制限する。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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