前号で、李登輝前総統の9月12日からの訪日を見送られることをお伝えしましたが、昨25
日、李登輝前総統自ら「延期する」と正式に表明されました。
これは、訪台中の自民党青年局(谷本龍哉局長・衆院議員)一行を前に「日本の教育と
私」と題して講演した際、日本人記者団に表明されたことで、健康上の理由だそうです。
次回の訪日は体調が整ってから決められるとのことです。
ウーン、やはり残念です。
先にも書きましたように、訪日と李登輝さんのお身体とどちらが大事かと言えば、もち
ろんお身体さえ大丈夫なら訪日には何の障害もないのですから、ここは捲土重来を期し、
辛抱強く待つしかありません。
ご本復を祈りつつ、またのご来日を心よりお待ちしています。
下記に今朝の主な報道をご紹介しますが、今回は読売新聞とNHKの報道が光っていま
した。 (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬)
李登輝氏が9月訪日延期を正式表明、健康上の理由で
【8月26日 読売新聞】
【台北=石井利尚】台湾の李登輝前総統(83)は25日夜、台北市内で記者団に対し
、9月12日からの訪日計画について、「延期する」と正式表明した。
理由については「体の調子。継続的に結核の療養をしなければならない」と健康上の理
由だとした。次回の訪日について、李氏は「治ってから決めましょう」と述べるにとどま
った。
李登輝氏、訪日延期 肺結核療養のため
【8月26日 産経新聞】
台湾の李登輝前総統は25日、9月12日から予定していた訪日を「延期します」と述
べた。延期理由は3月に患った肺結核の療養のためで、次回の訪日は「治ってから決めま
しょう」とした。李氏の事務所は19日、観光と文化交流を目的に9月12日から17日
の日程で日本を訪問すると発表していた。李氏はこの日、自民党の若手国会議員でつくる
訪台団の会合に出席、「日本の教育と私」をテーマに講演した。