議員の会)の岸信夫・会長、井上信一・副会長、萩生田光一・幹事長、秋元司・事務局長らが訪台
した。
この訪台に先立つ4月24日、安倍総理は自民党の筆頭副幹事長で総裁特別補佐をつとめる萩生田
光一・衆議院議員に日本食品の安全性を説明するよう指示。これを受けての訪台となった。
萩生田議員が昨日のメルマガで訪台の報告をつづっているので紹介したい。メルマガの原題は
「台湾訪問」だったが、「李登輝元総統に言葉にできないオーラを感じた台湾訪問」と改題してい
ることをお断りする。
李登輝元総統とは5月1日午前、台北市内のご自宅でお会いしている。李登輝元総統は日台若手議
連が法制化に取り組んでいる「日台関係基本法」について深い関心を示されていたという。
台湾訪問
【はぎうだ光一メールマガジン:2015年5月8日】
多摩産材をふんだんに使った、木の香りあふれる京王高尾山口新駅舎の一部が観光協会に解放さ
れ、高尾山口観光案内所「むささびハウス」がオープンしました。
ミシュラン三ツ星の追い風もあり年間300万人の登山客の内、約1割強が外国人観光客、その数は
年々増加傾向にもあり、このたびの施設では英・仏・中国語等6名の案内人を配置しました。
京王も駅北側に日帰り温泉施設を建設中ですが、周辺施設との回遊性を高め、更にお客様を呼び
込んでいきたいと思います。
一年ぶりの台湾訪問は友好一色とはいかない難しい交渉の連続でした。今月15日から始まる日本
農産物等輸入規制拡大の撤廃を求め各要人との会談に臨みましたが、そもそもきっかけとなった年
初の産地ラベル偽装事件は、輸出した日本側企業なのか、輸入した台湾側企業なのかも特定ができ
ておらず、その後のサンプル調査でも一切放射性物質の検出はなく問題の本質がぼやけたままで
す。
ある野党議員のツイッターから国内消費者団体に火がついてしまい、台湾側も日本の食の安全性
の高さには充分理解しているにも関わらず国内世論鎮静化の為のやむを得ない対策のような状況で
す。
相互370万人の往来のある日台関係に悪影響の出ないよう、とにかく両国間で調査検討機関を設
け、一日も早い規制回避を求めました。
李登輝元総統は我々を自宅へ招いて頂き、日台関係の今後や日米安全保障の進化について持論を
お話しいただきました。93歳、真に戦後の台湾民主化のリーダーとしての実績に裏打ちされた風格
は言葉にできないオーラがあります。そして何より日本への理解と深い愛情はありがたいもので
す。今年も訪日を予定している李先生は、「これが最後の訪問になる」と言いますので、私が「先
生、3年前から最後とおっしゃってますよ」と大笑いしました。
いつまでもお元気でご指導いただきたいと再会を約束しました。
<メルマガの一言>
各議員の当選報告会や選対解散式が続いています。勝利の笑顔は良いものですね。力を合わせ
て、しっかり仕事します。