で開催した1月月例会に招かれ、「リーダーシップ能力の養成」と題して講演された。
メディアで報じられた写真を見ても、15日に満91歳を迎えた李元総統は昨年の闘病を微
塵も感じさせないほど顔色もよく、尖閣問題や安倍政権の経済政策などについて話された
という。
なお、台北市日本工商会は、台北市や近郊に事務所を有する日本法人の支店・事業所な
どを対象とする法人会員と、法人会員以外に所属する日本人の準会員で構成され、会員限
定で月例会を開いている。
また、2009年からは毎年、台湾政府に対する「白書─台湾政府政策に対する台北市日本
工商会の提言と要望」を作成して提出し、台湾政府の信頼も厚く、日本交流協会台北事務
所とも緊密に連携しているという。「2013年白書」も昨年11月に提出している。
一昨年12月の本会の役員・支部長訪台団では、東山三樹雄理事長はじめ幹部の方々と
「日台FTAの早期締結」などをテーマに意見交換している。
なお、台北市日本工商会は台湾日本人会と事務所を共有しているが、今年3月下旬、事務
所を移転する。移転先は、MRT淡水―象山線『台大医院』駅から徒歩5分、二二八公園の
道路を隔てた対面のビル(台北市中正区襄陽路9号 富邦城中ビル7階)。
◆台北市日本工商会
http://www.japan.org.tw/newsite/2010/koushoukai/
◆台湾日本人会
http://www.japan.org.tw/newsite/2010/nihonjinkai/
尖閣は日本の領土=李元総統が講演−台湾
【時事通信:2014年1月16日】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011600835
写真:16日、台北で、日本企業駐在員らを前に講演する台湾の李登輝元総統
【台北時事】台湾の李登輝元総統が16日、台北市内のホテルで日本企業の駐在員らを前
に講演を行った。李氏は台湾も領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について、「国際法的
に見ても日本の領土だ」との認識を改めて示した。
李氏は「今ある問題は尖閣諸島を中心とした漁場を台湾の漁民も利用できるかだ」と指
摘。日台の漁業交渉の進展に期待を示した。
一方、李氏は安倍晋三首相のリーダーシップを高く評価し、「20年の不景気を経て、日
本はやっと立ち上がることができた。これが継続されることを望む」と述べた。
李氏は15日に91歳の誕生日を迎えた。質疑応答を含む講演は全て日本語で行われ、李氏
は約1時間熱弁を振るった。