節を迎えた台湾では、もっとも多く観光客が押し寄せたと報じられている。
奇美博物館は、参観費は無料だが、個人、団体に限らず必ず予約が必要だ。この先2、3ヵ月は予
約で満杯だという。
なお、5月半ばに予定している第23回日本李登輝学校台湾研修団(略称:李登輝学校研修団)で
は、奇美博物館を参観、奇美実業創業者の許文龍氏にも講話を伺う予定だ。
◆奇美博物館
http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003119&id=R82
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旧正月、台南市では奇美博物館が一番人気
【台湾国際放送:2015年2月22日】
旧正月休み期間中、南部、台南市では今年元日にオープンした奇美博物館がダントツ人気だった
模様。
旧正月休みの台湾では、各地の観光地に大勢の行楽客が詰め掛けた。台湾南部台南市の人気観光
地は、今年開館したばかりの奇美博物館が一番人気のようだ。
台南市交通コントロールセンターは、22日、旧正月休み中の交通量を基に推計を行って、人気観
光地を割り出した。結果は、毎日奇美博物館に向かう交通量がトップだったという。今年1月1日に
オープンした奇美博物館は、台湾の化学工業大手、奇美実業の創業者、許文龍氏と家族のコレク
ションを集めたもので、所蔵品は1万点以上。バイオリンのコレクションは世界最多、西洋彫刻の
数は台湾最多を誇るほか、動物の標本や化石、各国の武器など、その種類は多様。白いバロック宮
殿風の外観は、台湾のベルサイユ宮殿と異名をとるほど美しい。奇美博物館は、毎日5000名までと
参観人数を制限しているが、駐車した車の数を見ると、毎日約3万人を下らない人が奇美博物館、
及び近隣の台南都会公園を訪れた模様。
このほか、台南市安平区の旧市街は、旧正月2日目の20日、奇美博物館と同じくらいの人出があ
り、その他の日は第2位をキープ。シドニーオペラハウスを模したクリスタルの建物が美しく、結
婚写真撮影スポットとして人気が高い北門水晶教会が3位、川の水面を利用したライトアップが美
しい塩水地区のランタンフェスティバルが4位、開幕したばかりの新しいショッピングモール、南
紡夢時代(T.S.Dream Mall)が5位。