べき8月19日の尖閣上陸でした。
尖閣諸島は紛れもない日本の領土です。中国や台湾の領土でないことは、歴史的にも国
際法的にも明々白々のことです。中国や台湾の主張は、ジャンケンの「後出し」のような
ものです。領土と主張する資料的な根拠も、すべて日本側に反駁されています。
その尖閣諸島の魚釣島に日本人有志が灯台を建てました。そして昨日、「頑張れ日本!
全国行動委員会」幹事長で本会理事でもある水島総(みずしま・さとる)氏をはじめ、や
はり本会理事で兵庫県議の和田有一朗(わだ・ゆういちろう)氏、「草莽全国地方議員の
会」の小坂英二・荒川区議や小嶋吉浩・取手市議ら10人が魚釣島に上陸しました。
昨日の産経新聞は「上陸した10人は、たばこなどを供え、灯台に大小2枚の国旗を掲げ
た。約15分、読経をあげたという」と伝えています。下記の写真には、灯台に2枚の日の丸
を掲げ、水島氏(黒のポロシャツに白いズボン姿)やその右手で和田氏(ブルーの長袖ポ
ロシャツに白い短パン姿)が沖合いを見つめている姿が映っています。
和田県議は昨日午前、本会からの祝福の電話に、晴れやかな声で「運よく魚釣島のすぐ
近くまで行くことができ、海は上陸して欲しいと言わんばかりのベタ凪でした。ここで上
陸しなければご先祖様に申し訳ないと思い、上陸を決断しました」と答えています。
◆産経新聞:沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に上陸し、灯台に日の丸を掲げる人たち=19日午
前9時19分
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2012/08/0819senkaku/
また、和田県議らがインタビューに答えている場面がTV朝日のANNニュース動画で
見ることができます。
◆ANNニュース:「船から落ちて泳いだ先が魚釣島」上陸の地方議員
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220819030.html
ちなみに、洋上慰霊祭に参加したメンバーの中には、「日本の領土を守るため行動する
地方議員連盟」の会長をつとめる小礒明(こいそ・あきら)東京都議もいました。小礒氏
も本会理事の一人で、本会からのお祝いの電話に「いやー、僕も上陸したかったよ、目の
前だからね。東京都が上陸許可を申請するが、何としても国から許可を引き出したい」
と、決意を新たにしていました。
日本人が上陸している事実を積み重ねることで、尖閣諸島が自国領であることを世界に
向けて発信できます。
尖閣諸島は日本領であると主張してきた李登輝元総統が指摘されたように、尖閣諸島に
日本の軍隊が常駐できるならベストです。
台湾はかつて「尖閣は中華民国の領土」と宣言した以上、国内的に引くに引けない立場
のようです。そのため「尖閣問題では中国と共同歩調をとらない」と事あるごとに付け加
え、領土はさて置き、まず漁業問題を解決したいという意向のようです。
本会の「政策提言」のように、集団的自衛権を行使できる体制を早急につくることが、
中国を牽制しつつ台湾を引き留める最大の「武器」になると考えられます。本会が漁業問
題の解決に資するためにも、今後とも引き続き「日台FTAの早期締結」と併せ 「政策提
言」の実現に向けて邁進する所存です。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。