台湾独立建国聯盟日本本部が去る3月5日、林建良氏などを講師に「台湾2・28時局講演会」を開
催、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表も来賓として出席するなど、とても盛会だった。
催、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表も来賓として出席するなど、とても盛会だった。
特に林建良氏による「蔡英文政権下の台湾」と題した1時間ほどの講演では、蔡英文政権がどの
ようなことをやっているのかを、株価、失業率、観光客数などから詳細に分析する内容で、大好評
を博した。支持率が下がっていると言われる蔡英文政権だが、着実に政策を実行していて実態はか
なり違うことを指摘し、日本は台湾の重要性を認めるなら早急に日本版・台湾関係法を制定すべき
と訴えた。
3月30日、音声と写真だけで動画ではないがYouTubeにアップされた。制作は台湾独立建国聯盟日
本本部広報部。音声だけだからだろうか、それゆえに迫力満点の講演の様子が伝わってくる。ぜひ
お聴きいただきたい。
◆林建良氏講演「蔡英文政権下の台湾」[1時間6分51秒]
https://youtu.be/hD1nsjZ6oNs
林建良(りん・けんりょう)氏:
1958年、台湾・台中生まれ。1987年、日本交流協会奨学生として来日。東京大学大学院医学系研究
科博士課程修了。医学博士。メルマガ「台湾の声」編集長、台湾独立建国聯盟日本本部中央委員、
日本李登輝友の会常務理事、台湾団結聯盟日本代表、在日台湾同郷会顧問。主な著書に『母親e名
叫台灣─「正名運動」縁由』(台湾)『日本よ、こんな中国とつきあえるか?─台湾人医師の直
言』『中国ガン─台湾人医師の処方箋』。共著にテンジン、イリハム・マハムティ、ダシ・ドノロ
ブとの 『中国の狙いは民族絶滅─チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』。