ンター」が虎ノ門ビルに移転するのを機に、名称も「台湾文化センター」と改め、6月12日にオー
プンする。
同センターには、多目的イベントスペース、ギャラリー、マルチメディア資料室なども併設さ
れ、映像、音楽、出版、芸術、文化の発信基地として活動を展開してゆくという。
12日の開幕式には台湾から洪孟啓・文化部長(文化大臣)もお祝いに駆けつける予定だ。また、
この日から17日まで開館イベントとして「台湾ウィーク」が開催され、台湾の人形劇や伝統楽器に
よる室内楽、客家歌謡なども披露される。16日は台湾映画「orz ボーイズ」、17日は映画「KA
NO」の上映会も予定されている。
さらに、6月13日から8月12日までは「古い写真を通して台湾を知る」写真展も開かれるという。
中央通信社が報じているので下記に紹介したい。
ちなみに、これまでの名称である「台北文化センター」を「台湾文化センター」に改めるには日
本側の同意も必要で、台湾の外交部が交渉して同意を得ている。
◆台湾文化センター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
TEL:03-6206-6180 FAX:03-6206-6190
E-mail:moctokyo@gmail.com
http://jp.taiwan.culture.tw/
台湾文化センター、東京に12日オープン 日台文化交流の拠点に
【中央通信社:2015年6月3日】
(台北 3日 中央社)日台文化交流の拠点となる台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」
(東京都港区虎ノ門)が12日に開館する。11日から15日には文化部(文化省)の洪孟啓部長が訪日
し、日本の文化人や芸術家、メディアなどと面会、東京国立博物館や森美術館などを訪問する。
以前は台北駐日経済文化代表処(同区白金台)に「台北文化センター」が設置されていたが、虎
ノ門への移転を機に名称を変更し、新たなスタートを切る。同センターでは、台湾文化の広め手と
しての役割を明確化できればとしている。
敷地面積約100坪の同センターには、多目的スペースやギャラリー、マルチメディア資料室が併
設される。毎月の家賃は約400万円で、契約期間は3年。
13日から17日までは「台湾ウィーク」と称した記念イベントが開催される。台湾のパフォーマン
スグループによる公演のほか、台湾映画「KANO〜1931海の向こうの甲子園〜」や「orzボーイズ」
の上映、台湾歴史写真展も行われる。
(鄭景ブン/編集:名切千絵)