台日文化経済協会などが産経新聞にワクチン提供への感謝広告を掲載

 昨日(7月22日)、日本から3回にわたってワクチンが無償提供されたことに対し、本会と2015年12月に姉妹団体を提携している台日文化経済協会(杜恒誼会長)が企画し、88社の賛同を得、産経新聞第4面に感謝の全面意見広告を掲載しました。

 入道雲が湧き出す夏空を背景に「2021年夏 台湾、日本 一起加油(力を合わせて頑張ろう)」と大きく打ち出し、タイワンツキノワグマと桃太郎が綱引きをするイラストが添えられ、ツキノワグマが「頑張れ!日本の桃太郎」、桃太郎が「頼れる仲間 台湾黒熊」と互いに声を掛け合っています。

 そして、イラストの左側には「ともに、コロナに打ち勝とう。」の見出しの下に、下記のメッセージがそえてありました。

<コロナ禍で分かった、真の友。/ワクチンを送っていただいた日本の友情を永遠に忘れることはありません。/私たちは手を携えて/どんな困難も乗り越えていけるでしょう。>

 中央通信社はこの意見広告の写真を添えて、このことを伝えていますので下記に紹介します。

 台湾からの感謝の意見広告は、1回目のワクチン124万回分提供後の6月13日。やはり産経新聞で、7面と9面に掲載されました。

 日本人としては面映ゆい感もありますが、日本が海外に提供したワクチン量は、ベトナムへの310万回分、インドネシアへの200万回分を上回り、台湾が334万回分と、国交のない台湾がもっとも多いのです。このような日本政府の決断を誇りに思います。

—————————————————————————————–ワクチン提供に感謝伝える広告、日本紙に掲載【中央通信社:2021年7月22日】https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202107220004.aspx

 (台北中央社)日本からの新型コロナウイルスワクチンの提供に感謝する広告が22日付の産経新聞に掲載された。支援への謝意とともに、台湾と日本「一起加油(力を合わせて頑張ろう)」と鼓舞するメッセージも記された。

 台日間の交流促進を図る民間団体「台日文化経済協会」(台北市)が企画し、88の台湾の企業や団体が参加した。

 広告には「ともに、コロナに打ち勝とう」とつづられ、協力して綱を引くタイワンツキノワグマと桃太郎が「頑張れ!日本の桃太郎」「頼れる仲間 台湾黒熊」と互いに声を掛け合うイラストも添えられた。

 日本からは先月初めから今月中旬にかけ、英アストラゼネカ製のワクチンが3回にわたって無償提供され、累計334万回分に達している。

(鍾佑貞/編集:楊千慧)

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