昨日の本誌で八王子市と高雄市の姉妹都市提携について、メールマガジン「台湾の声」
に掲載された宮本将英氏の論考を転載してご紹介しましたが、昨日発行した八王子市の黒
須隆一市長のメールマガジン「夢はちメール」第16号で、高雄市との姉妹都市締結につい
て掲載していました。高雄市に関するところをご紹介します。
下記のアドレスをクリックすると、黒須市長と高雄市の葉菊蘭市長が調印式を終えてに
こやかに写っている写真も掲載されています。
ちなみに、一昨年からその命日である4月7日の直近に「鄭南榕顕彰会」(日台交流教育
会、台湾研究フォーラム、本会の三者で構成)が開催している「台湾建国烈士 鄭南榕先生
を偲ぶ集い」という集会があり、葉菊蘭市長は、戒厳令下の台湾において、公開の場で初
めて台湾の独立建国を叫び、また228事件の真相究明を求め、遂には一死をもって国民
党の圧政に抗して台湾に民主・自由の道を開いた鄭南榕烈士の夫人です。
鄭南榕烈士の自決後、葉菊蘭氏はその遺志を体して立法委員(国会議員に相当)選挙に
臨んで当選し、交通大臣や行政院副院長(副首相に相当)などをつとめた方です。来日す
ると、日本の親しい友人と日本酒を酌み交わすことを楽しみにされているそうです。
メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬
■学園都市文化課 海外友好交流都市
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/profile/kokusai/gb_kaigaiyukotoshi.html
日本と台湾の姉妹都市提携については、本会ホームページの「姉妹都市交流」ご参照く
ださい。
■日本李登輝友の会 ホームページ:http://www.ritouki.jp/
八王子市長 黒須隆一 メールマガジン
夢はちメール(平成18年11月15日 第16号)
くろすワード(市長コラム)
皆さん、こんにちは。市長の黒須隆一です。甲州街道のいちょう並木が黄金色に染まり
、今年で27回目となる「八王子いちょう祭り」が、いよいよ18日(土)から2日間にわた
り開催されます。市民手作りの祭りながら、八王子を代表する祭りとしてすっかり定着し
、昨年は30万人以上の人で大いに賑わいました。中でも私が特にお勧めするのは、19日
(日)に行われるクラシックカーパレード。国内最大級の規模を誇り、全国から勢揃いし
た往年の名車が甲州街道を華やかに行進します。是非楽しみにしていてください。
さて、今年は国際交流発展の確かな礎を築き、市制施行90周年を飾る記念すべき年とな
りました。9月の中国・泰安(たいあん)市に続き、先日、台湾の高雄(たかお)市なら
びに韓国の始興(しふん)市と友好交流協定を締結いたしました。また、23日から開催さ
れる「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールin八王子」では、世界18ヶ国・38名の
参加者のうち、中国・韓国から8名の参加が予定されており、交流国の活躍を大いに期待
しているところです。
ところで、高雄市(台湾)は人口150万人の近代工業都市で、台北に次ぐ台湾第二の都市
。先月30日から今月2日にかけて、私は市議会副議長をはじめとした議員の方々と現地を
訪問し、交流協定に調印してきました。ブラスバンドの演奏のもと、葉菊蘭市長をはじめ
多くの皆さんから盛大なるお出迎えをいただき、訪問団一同大変感激いたしました。毎年
旧正月に催される「ランタン祭り」には八王子の皆さんにも是非参加していただきたいと
、葉市長からの熱いラブコールをお預かりしてきたところです。(中略)
日本は、中国・台湾・韓国と有史以来長い交流の歴史があり、多大なる影響を受けてき
ました。過去には悲しい出来事もありましたが、そのことを踏まえながら、市民交流を通
じ友好の輪を一層広げていくことが、今を生きる私たちにとって重要なことです。そのた
めには私たち行政も皆さんへの協力を惜しみません。
この協定締結を機会に、交流の主役である市民の皆さん一人ひとりの力で、国際都市と
して「八王子」の名が全世界に広まっていくことを願って止みません。
<関連ホームページ>
学園都市文化課 海外友好交流都市
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/profile/kokusai/gb_kaigaiyukotoshi.html
●メルマガのお申し込み・バックナンバーはホームページから
http://www.ritouki.jp/
●投稿はこちらに
ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会の
活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
●編集発行人:柚原正敬