入院中の李登輝元総統が肺炎に「容体は安定、回復中」=事務所

 一昨日から昨日にかけて、入院中の李登輝元総統に異変があったのではないかという噂が飛び交った。本会にも聞こえてきたが、異変と言うなら、李登輝基金会の王燕軍・秘書長が病状について会見し、当初の肺浸潤から肺炎に進行したことを明らかにしたことか。ただ、中央通信社が伝えるように「容体は安定しており、回復に向かっている」と説明している。本会も台湾側から同様の報告を受けている。

—————————————————————————————–入院中の李登輝元総統が肺炎に「容体は安定、回復中」=事務所【中央通信社:2020年2月23日】

 (台北中央社)牛乳を誤嚥(ごえん)して入院している李登輝元総統の容体について、李氏弁公室の王燕軍主任は23日午後、李氏が肺炎を患っていると明らかにした。現在治療中で、容体は安定しており、回復に向かっているという。

 李氏は8日に牛乳を飲んだ際、喉に詰まらせてせき込み、台北市内の病院に検査入院。王氏は16日、李氏に肺浸潤が見られると明かし、肺炎を引き起こすのを防ぐため、面会謝絶とするとしていた。

 王氏は23日午後、病院の外で会見を開き、当初の肺浸潤から肺炎に進行したと説明。李氏が心臓病を患っているため、肺炎治療のための強い抗生剤を使うことはできないと説明し、弱い薬で治療を続けていると話した。意識ははっきりしているという。

(葉素萍/編集:楊千慧)

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