のは、2006年11月に高雄市と「友好交流都市協定」を結んでいる八王子市(石森孝志市長)。8月2
日から市内各所に募金箱を設置して義捐金の呼びかけを行っている。
事故直後の8月1日から開かれた八王子まつりでは、高雄市のパフォーマンス会場などに募金箱を
置いて義援金を募ったところ、2日間で56万8965円が集まったと報じられている。
八王子市、台湾・高雄市の爆発事故被害への義援金募る
【八王子経済新聞:2014年8月5日】http://hachioji.keizai.biz/headline/1683/
八王子市が現在、海外友好交流都市の台湾・高雄(たかお)市で8月1日未明に起きた大規模爆発
事故被害地への義援金を募っている。
八王子市が市制施行90周年を迎えた2006年から友好関係を築き台湾第2の都市として知られる同
市。同事故では、高雄駅周辺の市街地2〜3キロ平方メートルに渡り発生したガス爆発に伴う火災の
二次被害もあり多くの死者、負傷者が出ているという。
同事故を受け、市では1日から義援金の受け付けを始めた。同日始まった多摩地区最大の山車
(だし)まつり「八王子まつり」の会場に募金箱を設置したほか、2日と3日に祭りの一環で高雄市
の「中華芸術学校」の学生たちが民俗舞踊を披露した際に、黙とうをささげ募金を呼び掛けた。
「演技終了後には多くの方々に募金いただいた」と市多分化共生推進課の担当者。
義援金は、祭り参加のために訪れた人々を招き1日に行われた高雄市歓迎夕食会で、市の理事と
部課長で構成される八王子市部課長会から30万円、八王子市議会議員団から20万円が高雄市政府に
寄付された。
募金は、15日まで市役所本庁舎市民ロビーや浅川・由木・元八王子・北野の各地域拠点事務所、
17日まで「サザンスカイタワー八王子」4階にある行政施設「八王子市南口総合事務所」で受け付
けている。