の姉妹駅提携は、大阪駅が台湾などアジアからの利用者が多くなっていることに伴い、台湾や韓
国、中国の言葉を話せるスタッフの配置や多言語表示を増やすなど国際化に向けて取り組んでいる
ことから、台北駅側からの要望で実現したそうです。下記に「台湾国際放送」のニュースを紹介し
ます。
日台間の姉妹駅は、大阪駅と台北駅は4件目となります。2013年10月13日にJR四国の松山駅と
台湾鉄道の松山駅が初めて姉妹駅を提携し、それ以後、山陽電鉄の亀山駅と宜蘭線の亀山駅(2014
年12月22日)、東京駅と新竹駅(2015年2月12日)が提携しています。
◇ ◇ ◇
台北駅とJR西日本大阪駅が姉妹駅に
【台湾国際放送:2015年12月4日】
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=37968
在来線・台湾鉄道台北駅の黄栄華・駅長と大阪駅の銕尾(てつお)秀樹・駅長が4日、台湾鉄路
管理局(台湾鉄道)の周永暉・局長と、JR西日本の国広敏彦支社長立ち会いの下、姉妹駅協定に
調印した。
台湾鉄路管理局の周・局長は、台北駅と大阪駅が現在、いずれも五代目の駅舎である他、交通だ
けでなく商業施設も兼ね、経済発展の中心としての役割も担っているという共通点を挙げ、姉妹駅
協定を結ぶことは、台湾と日本の鉄道の友好関係を大きく前進させるものだと喜んだ。
台北駅が海外の駅と姉妹関係を結ぶのは初めて。また、日本側では大阪駅のみならず、JR西日
本としても海外との姉妹協定は初めてとのことで、双方は今後、様々な交流とタイアップで友好関
係をいっそう深めていけるよう期待した。
なお、4日には台北駅構内の西側コンコースに、台湾・日本鉄道観光展示スペースが開幕した。
台湾鉄道と日本の14の鉄道が結んだ友好協定の歴史と内容が美しいパネルで紹介されている。ここ
での展示には期限が設けられておらず、これからずっと、双方の鉄道による友情を広く知ってもら
うコーナーとなっている。