正人(さかもり・まさと)町長や鈴木千秋(すずき・ちあき)議長をはじめとする訪問団6名が台
湾・高雄市の大樹区(だいじゅく)を訪れ、黄傳殷・大樹区長と友好交流協定を締結したことを本
誌でお伝えした。
9月20日、大樹区の黄区長や台北駐日経済文化代表処札幌分処の陳桎宏分処長らが大樹町を訪
れ、改めて酒森町長と黄区長が協定書に調印して正式に友好都市となった。地元紙の十勝毎日新聞
が報じているので下記に紹介したい。
台湾・大樹区と友好協定でセレモニー
【十勝毎日新聞社ニュース:2015年9月20日】
http://www.tokachi.co.jp/news/201509/20150920-0021852.php
【大樹】町と台湾高雄市大樹区との友好交流協定で、町での締結セレモニーが20日、「第40回柏
林公園まつり」の会場で行われた。酒森正人町長と黄傳殷区長が協定を交わし、末永い友好を誓っ
た。
同区は台湾南部、高雄市内の西南部にある。同じ「大樹」という名が縁で2008年から交流を進め
てきた。1日には酒森町長らが高雄市を訪問し、台湾での調印を行った。今回の地元でのセレモ
ニーにより正式に友好都市となった。
この日は大樹区から黄区長のほか、台北駐日経済文化代表処札幌分処の陳桎宏分処長らが出席。
08年の交流が始まる前、双方に同じ名称の町、区があることを伝えた東京在住の田中大樹さん
(41)も同席した。
町民が見守る中、酒森町長と黄区長が協定書にサインし、町旗、区旗を交換。あいさつで酒森町
長は「一層の親善関係を構築したい」、黄区長は「双方の交流が大樹町の歴舟川のように末永く続
けば」と話した。
高雄市は人口280万人、大樹区は4万3000人が住む都市。大樹町は福島県相馬市と姉妹都市、群馬
県吉岡町と友好都市となっているほか、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設がある国内
の市町とも友好都市関係にある。