【祝】 つくばみらい市と桃園市が昨年10月に「友好都市協定」を締結していた

本誌では、日台関係深化のバロメーターの一つとして「日本と台湾の都市間提携」をご紹介しています。

いささか難しいのは、日台の自治体同士が友好都市協定などの都市間提携を結んでも、ニュースにならないと分からないことです。

台湾の自治体はほぼ例外なく、提携したその日や翌日には「市政新聞」などで報道しますが、日本の自治体はおおむね早くて10日後、遅くなりますと半年後にホームページムに掲載などというケースもあります。

しかし、自治体のホームページや首長の定例記者会見で提携を発表しても、ニュースにならなければ一般には伝わりません。

今回、つくばみらい市と桃園市が昨年10月23日に「友好都市協定」を締結していたことが判明したのもニュースとして報道されなかったことが原因だったようです。

今回はつくばみらい市からのご指摘で判明しました。

つくばみらい市(小田川浩市長)は昨年11月26日の定例記者会見の模様をホームページで発表しております。

それによりますと、桃園市(張善政市長)との交流は「教育・文化・経済など多分野における台湾との交流を念頭に、台北駐日経済文化代表処に候補となる都市を照会したところ、桃園市を紹介され」、一昨年(2023年)5月に桃園市を訪問したことで交流がはじまったそうです。

その1年半後の10月23日、桃園市と農業や教育分野における交流や多分野における行政、市内企業間での交流を目的としたに「友好都市協定」を締結するに至ったとのことです。

すでに昨年の提携数は、コロナ前の2017年に結ばれた23件を超えて24件となっていましたが、このつくばみらい市と桃園市の「友好都市協定」で25件となり、これまでで最大だった年間提携数をさらに伸ばしました。

また、1979年10月の青森県大間町と雲林県虎尾鎮の「姉妹町」締結からは172件(本会調査)となっています。

◆臺日友誼深化 桃園市與筑波未來市簽訂友城協議  【桃園市「桃園人新聞網」:2024年10月24日】 https://twainews.com/taoyuan/news/SARPbXJl0iuTv5XPq2iA

◆台湾・桃園市 友好都市協定締結式を行いました 【つくばみらい市HP:2025年1月28日】 https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/gyousei/seisaku/yuukou/page002238.html

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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