いているのは、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行の3行で、いずれも3大メガバンク
(みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャ
ル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ)といわれる大手銀行だ。そこに、台湾との関係
を重視する福岡銀行が4行目として参入することが11月24日に決まった」とお伝えした。
その福岡銀行が3月30日、中国信託ホールディング(HD)と業務協力の覚書を交わした。覚書
を交わす前の記事で恐縮だが、日経新聞の記事を紹介したい。福岡銀行も3月30日、ニュースリ
リースを発表してそのことを伝えている。
日台間は金融サービスの面でもますます緊密になる。心から祝意を表したい。
◆福岡銀行:中國信託フィナンシャルホールディングとの業務提携について【3月30日】
https://www.fukuokabank.co.jp/announcement/newsrelease/PAGE_038960.html
福岡銀、台湾大手銀と協力 取引先の企業支援
【日本経済新聞:2016年3月29日】
福岡銀行は台湾の大手金融グループ、中国信託ホールディング(HD)と業務協力の覚書を交わ
す。取引先企業の現地通貨での借り入れや口座開設を相互に手助けする。広いネットワークを持つ
現地銀行と情報提供や企業仲介で協力し、九州の企業の台湾や中国本土への販路拡大を支援する。
30日に青柳雅之副頭取が台北で調印する。日本企業が現地で借り入れを希望する場合、福岡銀が
保証して中国信託側から融資を得られるようにする。台湾の企業に福岡銀から円を融資する契約も
盛り込む。
福岡銀は昨年末に地銀で初めて台湾に駐在員事務所を出した。実務を担える現地の銀行との提携
により、現地での金融サービスを強化。商談会やビジネスマッチングでも協力し、飲食・サービス
業などの進出支援を拡充する。グループ内の親和銀行や熊本銀行の取引先の要請も引き受ける。
中国信託HDは傘下に中国信託商業銀行を持つ大手で、宮崎銀行など27行とも同様の提携を結ん
でいる。福岡銀はタイのカシコン銀行などとも提携しており、6件目。