ど開花が早くなるといわれています。
気象庁によれば、この冬は、12月と1月は全国的に平年より気温が低かったため、桜の花
芽は休眠から順調に目覚めたと考えられるそうで、開花時期の比較的早い九州から東海地
方にかけては、2月に暖かな時期があるため、桜の開花は平年より早いか平年並み。関東甲
信から北海道は、3月から4月に一時的な寒さがありますが、桜の開花は平年並みとのこと。
鹿児島や福岡などは3月20日、大阪や東京は3月25日、仙台は4月10日、青森は4月30日と
予想しています。
台湾では、今年の桜は例年より1カ月ほど早く開花が始まっているそうで、昨日(2月12
日)から花見シーズンに入ったと伝えられています。下記に中央通信社の記事をご紹介し
ます。
台湾各地でサクラが次々に開花、お花見シーズン始まる
【中央通信社:2013年2月12日】
http://news.livedoor.com/article/detail/7403979/
(台北 12日 中央社)陽明山ではきょう12日から3月10日まで約1カ月間の花見のシーズン
に入った。また、中部の武陵農場(=写真)では春節の10日から入場が開放され、月末ま
で多くの行楽客が訪れる。
台湾ではこの冬、寒流が早く訪れたため、今年の桜は例年より1カ月ほど早く開花が始ま
り、陽明山でも現在すでに3分咲きとなっている。
これからは、台湾のあちこちで見られ最もポピュラーな濃いピンクのカンヒザクラや、
日本から導入されてすっかりおなじみのソメイヨシノなど、主として中部以北の丘陵地や
山岳部で1月から3月にかけて様々な種類の桜が次々に満開となり、3月にはツツジも花を咲
かせる。
専門家の話によると、1月初めは和桜、1月中旬は寒緋桜桜(=山桜)、1月下旬は寒桜
(=富士桜)、2月初めは霧社桜、千島桜、河津桜、2月中旬は染井吉野、2月下旬〜3月中
旬にかけては普賢象桜、牡丹桜、東錦桜、3月には大島桜、八重桜などが各地で相次いで開
花するという。
桜の名所としては陽明山や武陵農場のほか、烏来、阿里山、日月潭周辺なども有名。ま
た、日本原産の河津桜は新竹市で近年植樹したものが度々話題になっている。
交通規制や入場制限などをしているところもあるので、出かける前には関連サイトなど
での事前チェックが欠かせない。