は問い合わせなどの電話が引っ切りなしに掛かってきて、本当に嬉しい悲鳴を挙げてい
ました。李登輝前総統のご来日には、やはり関心が高いことを実感しています。
訪日日程も徐々に明らかになってきています。
昨日の産経新聞の記事では後藤新平賞授賞式における李登輝前総統の講演が行われる
のかについては触れていませんでしたが、報道によりますと、李前総統ご自身が出席の
意向を示されたとのことで、講演されるそうです。それに関する時事通信と読売新聞の
記事をご紹介します。
(メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬)
■日本李登輝友の会のホームページに「来日特集」を掲載します。
ホームページ:http://www.ritouki.jp/
李前台湾総統、訪日を計画=「奧の細道」ゆかりの地も
【5月10日21時1分配信 時事通信】
【台北10日時事】台湾の李登輝前総統(84)は10日、台北市内で日本人記者団に対し、
6月1日に東京都内で開かれる「後藤新平賞」の授賞式に出席する意向を示した。
関係者によると、李氏は30日から6月9日までの11日間の日程で訪日を計画。30日に成
田に到着、1日に授賞式に出席して講演を行う。その後、宮城、岩手、秋田など松尾芭蕉
がたどった「奥の細道」ゆかりの地を訪問する予定。現在、最終調整を進めている。
訪日予定の李登輝前総統、東京訪問や講演に意欲
【5月10日19時41分配信 読売新聞】
【台北=石井利尚】台湾の李登輝前総統(84)は10日、5月下旬からの訪日計画に関
して、東京への訪問に意欲を表明した。
台北で日本の記者団に語った。実現すれば、1988年の総統就任以降、首都・東京への
訪問は初めてとなる。李氏は「いろんな話がしたい。主に学術的な」などと述べ、都内
で講演を希望していることを明らかにした。
李氏は、日本の近代化に尽くした政治家・後藤新平にちなみ、国家や地域の発展に寄
与した人に贈られる「第1回後藤新平賞」の受賞が決まったことについて「非常に名誉」
と述べ、6月1日の都内での授賞式に出席する意向を示した。
李氏は5月30日に東京入りし、松尾芭蕉の「奥の細道」のルートをたどるため、東北
地方を回る計画。10日前後の日程を希望しているが、体調などを見ながら、日本側と調
整を行う。