昨日、日台漁業協議について外交部(外務省に相当)の林永楽・部長(外務大臣に相
当)は立法院における答弁で「日本との間で現在最も重要なのは、漁業交渉を再開して漁
業者が操業する権益を具体的に保障することだ」とした上で、「双方は交渉再開に向け
て、現在、折衝しているところだ」と述べたことを台湾メディアが伝えた。
当)は立法院における答弁で「日本との間で現在最も重要なのは、漁業交渉を再開して漁
業者が操業する権益を具体的に保障することだ」とした上で、「双方は交渉再開に向け
て、現在、折衝しているところだ」と述べたことを台湾メディアが伝えた。
林・外交部長はまた、日本で予備会談を開く見通しを明らかにし、台湾側は外交部と行
政院農業委員会漁業署の関係者が出席し、日本側からは外務省と水産庁の関係者が臨むこ
とも明らかにしたという。
第17回目となる日台漁業交渉はこれまでの様相と異なる。両国関係者の関心の高いこと
もさることながら、中国が執拗に尖閣を問題化しようとしているからだ。息の長い交渉に
なることも予想され、大所高所からの対応を切に望みたい。