〔2013年2月23日、大紀元記者・張本真=東京報道、台湾の声翻訳転載にあたり再編集〕
新唐人テレビとマイケル・パールマン(Michael Perlman)監督が共同制作したドキュメ
ンタリー『フリーチャイナ:信じる勇気』が2月22日、東京都議会会議室で試写会を行っ
た。映画を見た来場者は、法輪功学習者が暴力を恐れずに真理を堅持する勇気に感動し、
真相が広く伝えられるように望んだ。
映画を見た多田恵氏(メールマガジン『台湾の声』所属)はこれまで中共による人権迫
害問題について観察しているが、中共の法輪功に対する迫害、民主化運動、少数民族への
迫害から明らかなことは中共が中国の癌になっていることであり、これを取り除くことが
必要であると語った。
民主中国陣線日本支部責任者である王戴氏は、89年の天安門虐殺事件以降、中国の人権
は悪化の一途をたどっていて、迫害を受けたすべての被害者が団結して中共の独裁を打倒
しなければならない、と呼びかけた。
来日20年になる法正真悟氏は、原点に戻って考えることを重視する日本人が、1972年の
「国交正常化」をきっかけにして原点を失ったと指摘した:中共が悪いことをやり放題
で、一つも良いことをしていないのに、そのことが日本のメディアでは報道されていない
ので、大紀元(法輪功の発行する新聞)を日本社会に普及させることで、日本人の中共に
対する認識を改めることができると語った。
この試写会を主催した古賀俊昭都議は、法輪功が迫害にあっても信念を曲げないことを
肯定し、中共が無数の政治犯を製造していると批判した:この映画をきっかけとして真相
を広め、力を合わせて中国共産党が取り除かれるようにしたい、中共がなくなって初めて
日中友好が可能であると語った。
当日は、都議や元外務省職員などが多数参加した。『フリーチャイナ:信じる勇気』
は、中国系米国人・李祥春博士および元共産党員の曾錚氏が実際に経験したことを主軸と
して、中国共産党が監獄や労働改造所といった「独裁の道具」を用いて法輪功のメンバー
の信仰に対して残酷な弾圧を行った事実を明らかにし、強制労働、思想洗脳、生きた法輪
功学習者からの臓器狩り、メディアによって罪悪を隠して国民と世界を欺いているという
真相を示している。