「日本李登輝友の会メールマガジン」創刊の辞

柚原正敬・日本李登輝友の会事務局長

台湾は、南に浮かぶ小さな1つの島として見過ごすことのできない地理的な位置にあり、日本にとっては生命線といっても過言ではありません。日本はこの台湾と、100年以上も続く豊かな交流の歴史を持っています。

私ども「日本李登輝友の会」は、そのような交流の歴史を先細りさせないため、日本と台湾の親善を象徴するにふさわしい李登輝前台湾総統の名前を冠し、作家の阿川弘之氏を会長として平成14年12月15日に創立されました。

私どもは、李登輝氏の日台運命共同体の理念に賛同し、文化交流を主とした新しい日台関係をつくり上げること、すなわち、日台共栄をめざしています。

そのため、創立1年目の昨年は、台湾の人々が今でも尊敬する台湾に功績を残した日本人のご遺族を招いての台湾セミナーや、台湾の要人を招いての日台交流講演会などを開催し、また、李登輝氏が主唱する台湾正名運動に参加するなど、さまざまな活動を展開してまいりました。2年目を迎えた本年も、この2月8日に開催する日台文明史講座など、さまざまな企画が進行中です。

そこで、大事なのが情報の伝達ということになります。

すでに昨年3月、ホームページを公開しておりますが、ここに日本李登輝友の会のメールマガジンを創刊し、私どもの企画するイベントをはじめ日台交流を促進するさまざまなイベントや書籍・文献などの情報、あるいは、日台関係を考えるうえで有益な論文などを紹介してまいります。
末永くご愛読をお願いするとともに、お知り合いの方などにも広くご紹介いただきますようよろしくお願い申し上げます。

平成16年2月4日 立春



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