李登輝元総統逝去1年、台湾大学に「李登輝記念図書館」設立の構想を明示

李登輝元総統逝去1年、台湾大学に「李登輝記念図書館」設立の構想を明示

 李登輝元総統が昨年7月30日に逝去され、本日で丸1年を迎えました。

 この一周忌に、曾文恵夫人などご遺族は李元総統が埋葬されている五指山軍人墓地(國軍示範公墓)を訪れる予定だそうで、蔡英文総統と頼清徳副総統もご一緒に墓参されると伝えられています。

 昨日の本誌でお伝えしたように、李元総統が董事長をつとめられていた李登輝基金会は5月7日の役員会において次女で同基金会副董事長の李安[女尼]さんを董事長に選任し新体制となりました。

 この新体制では秘書長を廃止して新たに執行長を設け、淡江大学歴史学部の鄭睦群・助理教授が就任しています。

 昨日の本誌で、懸案だった「李登輝図書館」設立について、李登輝基金会は最重要事項と位置づけ、ようやく展望が開けそうだとお伝えしました。

 昨日、李安[女尼]董事長は台北市内の台北済南基督長老教会で記者会見を開き、李登輝元総統の母校である国立台湾大学に「李登輝記念図書館」を設立することで大学側と合意したことを明らかにしました。下記に共同通信の記事をご紹介します。

 設置場所は国立台湾大学の旧法学院キャンパス(台北市徐州路)だそうで、ここは李元総統が大学院にあたる法学院経済研究所の教授として長らく教鞭をとった建物だそうです。現在、法学院キャンパスは本部がある台北市大安区羅斯福路四段1号に移転したために使われておらず、台湾大学の管中閔・学長からも「全面的な支持」をいただいたことで選定されたそうです。

—————————————————————————————–「李登輝図書館」設立へ 母校の大学に【共同通信:2021年7月29日】https://www.47news.jp/6590700.html

 【台北共同】台湾の民主化を実現させた李登輝元総統が死去してから1年が経過するのを前に、李氏が生前に主宰した李登輝基金会は29日、台湾大学所属の建物に「李登輝記念図書館」を設立することで大学側と合意したと発表した。同大は李氏の母校。完成時期は未定。

 李氏の娘で基金会会長の李安●氏は「台湾の民主化は台湾人の誇りであり、国際社会にも認められている共通の歴史だ。図書館が台湾人を団結させる核心となるよう希望する」と述べ、各方面に設立に向けた協力を呼び掛けた。(●=女尼)

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